‘2012/01’ カテゴリーのアーカイブ

花粉症

2012/01/31

 

スギやヒノキ、ブタクサなどの植物の花粉が鼻や目などの粘膜に接触したとき、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ・充血といったアレルギー症状を起こすことを花粉症といいます。
枯草熱(かれくさねつ)とも呼ばれています。

サラサラの水っぽい鼻水や目のかゆみが特徴で、屋外のほうが花粉が多いので症状が強くなる傾向にあります。(遅発相といって6~10時間後に症状が起こる場合もある)

 

 

岡田厚生堂薬局  花粉の飛散時期

アレルゲンとなる花粉の原因植物には、スギ・ヒノキ・イネ・シラカンバ・ブタクサ・ヨモギ・カナムグラなどがあります。実は花粉は一年中飛散しています。日本が欧米に比べてブタクサ花粉症の方が少ないのは、ブタクサは草丈も低く飛散距離が短いからといわれています。

 

花粉の飛散時期

 

「もしかして花粉症?」と思ったらアレルギー検査(皮内テストや鼻汁中好酸球数検査など)などを受ければ、自分がどの植物の花粉症なのかがわかります。

 

 

岡田厚生堂薬局  花粉症は治せる?

現代医学では花粉症を治すというより、花粉症の症状を緩和し、花粉飛散時期をやり過ごす、という方法が一般的です。

ですので、花粉を寄せ付けない、取り込まない、ということも必要になり、次第に過敏になり、神経的にまいってしまう方も多くいらっしゃいます。

鼻水・鼻づまり・目のかゆみといった症状が、イライラ・精神不安定・不眠といった二次的な症状につながることも多く、ですから花粉症とは決別したほうが良いでしょう。

 

 

岡田厚生堂薬局

そもそも花粉症は、花粉を体に害のある敵とみなし排除しようとして、鼻水やくしゃみ、涙で洗い流そうとする免疫システムの発動です。

花粉を敵とみなすかどうか、どのくらいの敵とみなすかどうか、その差が花粉症の症状の程度に表れます。つまり「絶対に体内に侵入させない!」気持ちが強いほど花粉症の症状も重症化するということです。

中医学で考えると、これは免疫システムの崩壊です。

 

 

岡田厚生堂薬局  衛気(えき)のお話

中医学では、からだを構成する気・血・津液(き・けつ・しんえき)のバランスが崩れることにより病気になる、と考えます。

このうちには、元気・衛気(えき)・営気(えいき)・宗気(そうき)といった種類があり、それぞれの役割が決まっています。体表部をめぐり、からだを外邪から守る役割を担っている気は衛気(えき)です。

つまり免疫システムの崩れは、衛気(えき)の低下によるものです。衛気(えき)を強化し、からだのバランスを整えることで免疫システムを正常化すればよいというわけです。

 

 

岡田厚生堂薬局  衛気(えき)を低下させる生活習慣

岡田厚生堂薬局  暴飲・暴食・過食・偏食
岡田厚生堂薬局  ファーストフード、コンビニ食、レトルト食品、冷凍食品の摂取量が多い
岡田厚生堂薬局  冷暖房のきいた部屋に長時間いる
岡田厚生堂薬局  職場や家庭でのストレスが多い
岡田厚生堂薬局  がまんすることが多い
岡田厚生堂薬局  0時以降に就寝、または睡眠不足を感じている
岡田厚生堂薬局  寝すぎ、または朝8時以降に起きる
岡田厚生堂薬局  旬の野菜・果物をあまり摂らない
岡田厚生堂薬局  お酒、たばこ、香辛料のとりすぎ

 

 

岡田厚生堂薬局  衛気(えき)を高める玉屏風散(ぎょくへいふうさん)

岡田厚生堂薬局

玉屏風散(ぎょくへいふうさん)とは、良いものは通し悪いものは通さない屏風(びょうぶ)のような、という意味です。玉は「貴重なもの」という意味です。

岡田厚生堂薬局では、玉屏風散の処方で、イスクラ衛益顆粒(えいえきかりゅう)を用意してございます。イスクラ衛益顆粒は、オウギ・ビャクジュツ・ボウフウという植物性生薬が一番バランスの良い比率(3:1:1)で構成されています。

岡田厚生堂薬局

何らかの原因で崩れてしまった免疫バランスを整えるのに、最もおすすめの漢方薬です。

中医学(中国漢方)の専門スタッフが、一人一人にあった漢方薬をご案内致します!
何でもお気軽にご相談ください!

 

 

岡田厚生堂薬局  風熱タイプと風寒タイプ

花粉症には、風熱タイプと風寒タイプの2タイプがあります。

花粉症、風熱タイプ 岡田厚生堂薬局  鼻水が粘っこい
岡田厚生堂薬局  よく鼻がつまる
岡田厚生堂薬局  のどが痛い、痒い
岡田厚生堂薬局  皮ふ表面や内側に痒みを感じる
岡田厚生堂薬局  目が充血している
岡田厚生堂薬局  のどが渇きやすい

花粉症、風熱タイプ フジビトール
鼻淵丸(びえんがん)
天津感冒片(てんしんかんぼうへん)

目の充血・かゆみには
香菊花(しゃんきくか)
杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)

肝系の炎症に
竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)
瀉火利湿顆粒(しゃかりしつかりゅう)

など

 

 

花粉症、風寒タイプ 岡田厚生堂薬局  無色透明の鼻水で量が多い
岡田厚生堂薬局  寒気、悪寒がする
岡田厚生堂薬局  のどの痛みがない
岡田厚生堂薬局  目の充血はない
岡田厚生堂薬局  くしゃみが多い
岡田厚生堂薬局  冷え症で元気がない
花粉症、風寒タイプ 小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
葛根湯(かっこんとう)
葛根湯加辛夷川キュウ(かっこんとうかしんいせんきゅう)

目の赤みがあまりない
苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)

など

 

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1月を健康で過ごすには

2012/01/01

 

2012年1月        

ついに平成24年の幕が明けました。
皆様、明けましておめでとうございます。

今年はどんな年となるのでしょうか?
今年こそ人々の安全と平和を祈らずにはいられません。
本年も何卒宜しくお願い申しあげます。

 

さて、年が明けるとどのようなことに注意すべきなのでしょうか。
それは年末年始で荒れた胃腸の修復です。

 

年末年始はどうしても食べ過ぎ・飲み過ぎの機会が増え、胃腸を酷使するからです。年末年始の食べ過ぎに良いのは晶三仙(しょうさんせん)という漢方ハーブです。晶三仙は穀類の消化を助ける神麹(しんぎく)、麺類の消化を助ける麦芽(ばくが)、肉類の消化を助けるサンザシなどが含まれており、年末年始の食べ過ぎにはおすすめの漢方ハーブ(健康食品)です。

 

また、飲み過ぎにはイスクラ温胆湯(うんたんとう)あたりが良いでしょう。酒は漢方的には湿邪(しつじゃ)・熱邪(ねつじゃ)を作るので、これら湿邪・熱邪を除去する方剤が良いのです。

 

このように過ぎた症状に適切な漢方薬を使って体を整えていき、健康保持を図っていくことも予防という観点からみればとても大切な事です。

尚、湿熱邪の判定には舌をみてください。舌に白膩苔(はくじたい)または黄膩苔(おうじたい)という苔がのっていれば、胃腸に湿邪熱邪という邪気が停滞している証となるからです。

 

次に寒い時期に気をつけなければならない疾患として、脳血管疾患心疾患などの循環器系の疾患があげられます。

循環器疾患は夏にも起こりやすいのですが、特に寒い冬場に多くなります。寒いと血管が収縮し、血液が粘りやすく、固まりやすくなるからです。

東洋医学とりわけ中国医学の立場からいうと、これらの疾患はオ血(おけつ:血行不良)との関係が深いと考えられ、その治療には活血化オ(かっけつかお:ドロドロ血液をサラサラにする)という方法が用いられます。

 

脳血管疾患心疾患の改善に効果を発揮する活血化オ薬にはどのようなものがあるでしょう。

イスクラ温胆湯と同じく中成薬に冠元顆粒(かんげんかりゅう)があります。

 

冠元顆粒の主剤である丹参は、紫蘇科の植物で活血の働きとともに養血の働きもあるので、中国では古来より珍重されてきたものです。

冠元顆粒はこの丹参に同じく活血薬である赤芍、川キュウ、紅花などを配合し、血を推動する理気薬である木香、香附子を加えたもので、中国ではその原方である『冠心二号方』として内服剤、注射剤として多いに使われているものです。

 

冠元顆粒は薬理学的には、血液量を増加し、血液の粘度を下げ、脳動脈や冠状動脈を拡張させる作用があるということですから、循環器系疾患の治療や予防に多いに使ってみるべきでしょう。

 

それでは24年をハツラツと送れるよう、まず健康でスタートしていきましょう。

 

店主(北京中医薬大学日本校卒業)

 

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