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鼻呼吸と口呼吸

2013/11/10

 

人間は本来鼻で呼吸をするようになっています。しかし、喘息や花粉症の方のほとんどが口で呼吸をしています。口で呼吸をするので、喘息や花粉症、風邪をひきやすい状態になる、と考えてもよいです。

鼻呼吸と口呼吸、何が違うのでしょうか・・・?

 

岡田厚生堂薬局☆鼻呼吸と口呼吸

鼻は匂いを嗅ぐ器官ですが、同時に外邪から身を守る役割を担い、一次防衛システムのひとつでもあります。

鼻を通ることによって、空気の温度・湿度が、体内で丁度良い温度と湿度に変換されて、肺へと送られます。

また、鼻の中には、ウイルスや細菌をとらえて殺菌するためのリゾチームやラクトフェリンといった成分の含まれた粘液があり、またIgAという抗体が微生物をだんご状にして体内に侵入させないよう働いています。

口にはこのような機能はありませんから、口で呼吸をすると、冷たい乾燥した空気、ウイルスや細菌が除去されていない状態の空気がそのまま体内に入りこんできます。特に高齢者の方は、口中の細菌などがそのまま肺に入り、肺炎の大きな要因になっています。

また、鼻呼吸ですと酸素をたくさん取り込む事ができますから、脳の働きも活性化する他、実はシワ・たるみ・肌荒れ・むくみなどの美容にも通じます。

 

岡田厚生堂薬局  口呼吸しているかチェック

岡田厚生堂薬局いびき
あなたは鼻で呼吸をしていますか?口で呼吸をしていますか?
「意識したことないな~」という方は以下のチェックをご参考ください。チェックがつけばつくほど、口呼吸が疑われます。

 

岡田厚生堂薬局  口やのどが乾燥している

岡田厚生堂薬局  鼻がつまりやすい

岡田厚生堂薬局  食事の時にクチャクチャ音をたてる

岡田厚生堂薬局  しっかり寝た気がしない、寝ても疲れがとれない

岡田厚生堂薬局  口が半開きになっている事がある

岡田厚生堂薬局  うつぶせ、または横になって眠る

岡田厚生堂薬局  いびきをかく、歯ぎしりをする

 

 

 

岡田厚生堂薬局  鼻呼吸にするためには・・・?

口呼吸の方が、鼻呼吸へ替えるには、意識して行う必要があります。方法をいくつかご案内いたします。

岡田厚生堂薬局  意識して口を閉じる
リラックスしている時、テレビを見ている時など、気づいたら口をぽかんと開けている事はありませんか?
意識して、常に口を閉じておくことを心がけましょう。

岡田厚生堂薬局  食事の時もしっかり口を閉じる
誰かと話しながらの食事は楽しいものですが、食事をする時は、口を閉じてよく噛むようにしましょう。

岡田厚生堂薬局  睡眠中は逆八の字にテープを貼る
意識して口を閉じることが出来ない睡眠中は、口に逆八の字にテープを貼って、口呼吸を防ぎましょう。
良かれと思って、しっかり貼ってしまうと、窒息の恐れがあります。睡眠中テープをご利用の際は、お気軽に当店にご相談にいらしてください。

岡田厚生堂薬局  口周りの筋肉を鍛える
「あー」「いー」「うー」「えー」「おー」と、口をめいっぱい広げて、動かして、発音してみてください。
発声よりも、口の動きが大きいかどうかがポイントです。人前では出来ないので、自宅で日課としてみてください。

岡田厚生堂薬局  鼻の詰まりを解消する
鼻が詰まりやすいなどの理由で、そもそも鼻呼吸だと息が苦しい、という方は漢方薬で治してしまいましょう。

もともとほてりやのぼせなどがあり、体が熱をもちやすい体質の方、鼻水が黄色くねばねばとしている方は、天津感冒片(てんしんかんぼうへん)や鼻淵丸(びえんがん)、香菊花(しゃんきくか)など。声が小さく、咳が多い、喘息などの持病を持っている方は衛益顆粒(えいえきかりゅう)や平喘顆粒(へいぜんかりゅう)など。汗をかきにくく、冷え性の方へは麻杏止咳顆粒(まきょうしがいかりゅう)や葛根湯(かっこんとう)などが適応となります。

その方の症状によって、適応する漢方薬が異なりますので、お気軽にご相談ください。

 

 

岡田厚生堂薬局

 

 

岡田厚生堂薬局は、鍼灸院も併設しています
口呼吸は、ご本人の強い意志、プラス漢方薬と鍼灸で、しっかりと治すことができます。

岡田厚生堂薬局 あきらめないで、お気軽に岡田厚生堂薬局へご相談にいらしてくださいね!! 岡田厚生堂薬局

 

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天津感冒片について

2013/11/03

 

2013年11月        

11月を迎えました。
今年もあと2ヶ月です。
月日の経つのは本当に早い。うかうかしているとあっという間に一年が過ぎます。うかうかしないよう、日々をしっかりと生きたいものです。

ということで、今月はそろそろカゼが流行ってくると思われるので、カゼ、特に風熱型の感冒によく使われる天津感冒片(てんしんかんぼうへん)について記してみようと思います。

 

天津感冒片(てんしんかんぼうへん)は風熱型(発熱、咽腫痛の症状を出す型)の感冒に用いられる他、咳のある感冒、ウイルス性のインフルエンザなどに使われる感冒中成薬の代表処方です。

中医学では、カゼを  (1)風寒型(ふうかんがた)感冒、 (2)風熱型(ふうねつがた)感冒、 (3)風湿型(ふうしつがた)感冒、と分類し、治療法を分けて考えていくのですが、天津感冒片(てんしんかんぼうへん)はこのうちの風熱型感冒に適応する感冒薬となります。

製造元のイスクラ産業(株)の解説書を見ると、本品は「銀翹散(ぎんぎょうさん)」に清熱解毒作用を増強するために芦根(ロコン)の代わりに羚羊角(れいようかく)が加味された処方となっている、とされ、効能・効果としては『かぜによるのどの痛み・口(のど)の渇き・せき・頭痛』に、更に『悪寒より熱が強く、のどの痛みを伴うもの』に適応する、と書かれています。

現代医学ではカゼの治療薬として解熱剤、抗炎症剤、更に咳が出ていれば鎮咳去痰剤、また鼻水が出ていれば抗ヒスタミン剤、細菌性のものであれば抗生物質、と症状に対して薬を投与する(対処療法)という方法論をとりますが、中医学での治療法は現代医学とは異なる治療法(分類法)をとるのです。

従って、それを理解したうえで天津感冒片(てんしんかんぼうへん)の処方内容を見てみますと、

金銀花(きんがんか)、連翹(れんぎょう)、羚羊角(れいようかく)、竹葉(ちくよう)、薄荷(はっか)、淡豆?(たんとうし)、荊芥(けいがい)、桔梗(ききょう)、甘草(かんぞう)、牛蒡子(ごぼうし)の十味が合わさった処方であり、それ等生薬の概ねの効能は、風熱邪を発散し、熱毒を消退させ、風熱邪による肺の機能失調(肺気不宣:はいきふせん)や咽喉不利を回復させるように働く、ということになるのです。

そして、その効能を更に引き出すならば、

 

せき(+++)  →  麻杏止咳顆粒(まきょうしがいかりゅう)併用

鼻づまり(+++)  →  鼻淵丸(びえんがん)併用

鼻づまり(+++)  →  勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)併用

というように、多彩な症状に応用が可能となるのです。

ただし、これらの併用は専門的な知識を必要とするので、使用する場合は、我々専門家にご相談ください。

 

ということで、天津感冒片(てんしんかんぼうへん)の解説はこの辺で終えたいと思いますが、最後に強調しておきたいことは、感冒に限らず、すべての病気を治すものは自然治癒力や恒常性という人体がもつ自然の回復力なのです。

従って、この回復能を無視しての治療は、本来の治療とはいえないのです。

当店では、この自然回復能を低下させないよう、そして増強するよう、熟成ニンニク抽出液主剤のレオピン剤をおすすめしております。

 

それでは今回はこの辺で。

 

店主(北京中医薬大学日本校卒業)

 

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