‘2015/04’ カテゴリーのアーカイブ

不妊治療のいまAIH・IVF-ET・ICSI

2015/04/30

 

不妊症の治療には、大きくAIH(またはAID)、IVF-ET、ICSIといった方法があります。それぞれの特徴について記してみたいと思います。

 

人工授精、体外受精、顕微授精

岡田厚生堂薬局  AIH

AIH(Artificial Insemination by Husband)とは配偶者間人工授精のことで、採取した精子を子宮に直接注入する方法です。

配偶者以外の場合は、AID(Artificial Insemination by Donor:非配偶者間人工授精)といいます。

日本では1948年、慶應大学病院でAIDをスタート、1949年に初めての成功例、現在では年間約1万人が人工授精で生まれているということです。

AIHでの妊娠率は8~10%、これを20%に引き上げる為に併用するのが排卵誘発剤です。

排卵誘発剤の副作用には、卵巣過剰刺激症候群(卵巣が腫れて腹水や胸水がたまったり、尿が出にくくなったり、血液が濃くなり血栓ができたりする)、多胎妊娠などがあります。

また、3周期続けて行う場合も多く、3回までもしくは5回までが限界と説明されると思います。その理由は、排卵誘発剤により高リスクとなる多胎になる可能性が高くなること、AIHを続けて行うと抗精子抗体が2次的に作られる可能性が高くなること、4回以上AIHを行っても妊娠に至る確率が上がらないこと、などが挙げられます。

 

岡田厚生堂薬局  IVF-ET

IVF-ET(In Vitro Fertilization – Embryo Transfer)とは、一般的に体外受精と呼ばれており、体外受精・胚移植のことです。

媒精は、採取した卵に精子をふりかけて、精子が自然と入っていくのを待つ方法で、1個の卵子に対し10万~20万の元気な精子が必要になります。成功した受精卵を、培養し分割させた後、子宮内へ移植します。

子宮内に移植する受精卵は原則1個です。2個以上のほうが当然妊娠率が高まりますが、多胎リスクも高まります。

1978年にイギリスで初めて体外受精児が誕生して以来、全世界で急速に普及し、日本では1983年に初めての成功例、現在では年間約1万8千人の赤ちゃんが体外受精によって生まれています。

 

岡田厚生堂薬局  ICSI

ICSI(intracytoplasmic sperm injection)とは、顕微授精(細胞質内精子注入)のことで、顕微鏡で観察しながら、採取した卵に採取した精子を直接注入して受精卵をつくる方法です。

最初のヒトでの受精確認は1988年、妊娠例は1992年(日本では1994年に最初の出産、以降1995年から実施数が増える)、と、比較的新しい体外受精の方法です。

その為、ICSIで出生した子がまだ生殖年齢に達しておらず、生まれてきた子どもの安全と健康について、次世代への影響について、未解決のままですが、世界的にもICSIの実施が増加しているとのことです。

その背景には、男性不妊の増加があるのではないでしょうか。

ICSIでは、卵子に直接精子を注入するので、卵1個に対し精子1個で良いのです。つまり精子が少ない状態、精子の運動率が悪い場合でも受精卵を作れる可能性が高いということです。

本来は受精能力のない精子、未熟な精細胞、DNA損傷などの精子機能を無視して授精が可能なこと、これらもきちんと理解して行うことが望まれます。

 

  人工受精
AIH
体外受精
IVF-ET
顕微授精
ICSI
適応例 セックスレス、勃起障害、卵管閉塞、免疫性不妊、精液量・精子濃度・精子数が少ない、など。 卵管閉塞、閉塞性無精子症、射精障害など。AIHで妊娠に至らなかった場合など。 乏精子症、精子無力症、精子奇形症など。IVFに必要な運動精子数が得られない、IVFで受精卵ができない場合など。
方法 体外にて採取した精子を、人工的に子宮に注入し体内受精を促す。 採取した卵子に、採取した精子をふりかけ、受精卵が出来るのを待つ。受精卵ができたら培養して子宮に戻す。 採取した卵子に、採取した精子を顕微鏡下で注入する。受精卵ができたら培養して子宮に戻す。
懸念事項 多胎率が高まる。流産・早産・奇形・胎児死亡・脳性麻痺の発生率が双胎では単胎の4~5倍、3胎は単胎の10倍といわれている。 一部の報告によると自然妊娠に比べ3割以上異常が起こる確率が高まる。 染色体異常、奇形率、異常遺伝子の次世代への影響、未確認のリスクなど。

 

 

岡田厚生堂薬局  不妊治療のリスク

人工授精も、体外受精も、顕微授精も、メリットと同様にリスクの説明をキチンと受けて理解して望まれると良いと思います。

採卵時出血や感染、卵巣過剰刺激症候群、流産、異所性妊娠、多胎、染色体異常、或は未確認のリスクです。

また、不妊治療、外科手術は、心身に大きな負担をかけます。

その負担を軽減する為にも、万全の心身で妊娠の確率をあげる為にも、不妊治療と中医学(漢方薬・食養生・生活養生・鍼灸など)との併用は、最善の策となることをわたしたちは知っています。

どうぞ、お一人またはご夫婦で抱え込まずにお気軽にご相談にいらしてください。あなた方ご夫婦に最善のご提案を差し上げます。

 

不妊治療はご夫婦で

 

岡田厚生堂薬局  不妊治療中の養生法

岡田厚生堂薬局  穀類・旬の野菜・肉・魚、バランスの良い食事を摂りましょう

岡田厚生堂薬局  外食やコンビニ食、冷凍食品、お酒は控え、タバコはやめましょう

岡田厚生堂薬局  ヨガや太極拳、ストレッチを日課にしましょう

岡田厚生堂薬局  癒しの時間、ほっとする時間、思い切り笑える時間を一日一回はつくりましょう

岡田厚生堂薬局  寝不足、過労は厳禁、適宜休息をとって溜め込まないように

岡田厚生堂薬局  できるだけ大気汚染のない環境で暮らしましょう

 

 

★あなたの体質に合った漢方薬をご提案します★
鍼灸院も併設していて安心!岡田厚生堂薬局にお気軽にご相談ください!  岡田厚生堂薬局

 

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無排卵

2015/04/01

 

生理周期に問題がなくても、排卵がない無排卵月経という場合がよくあります。

 

生理周期だけでなく

1  生理の量
1  生理の色

などにも注意してみると、子宮や卵巣の状態や血行の良さ悪さがわかります。

また、基礎体温表も併せて指標にしていきます。

 

「以前は生理痛があったが、何もしていないのに今は生理痛がない」「生理の量が毎回少ない」「生理周期が25日未満」「生理周期が40日以上」「10日以上もだらだらと生理が続く」・・・

それは無排卵月経のサインかもしれません。

もちろん、排卵がなければ、妊娠も難しいです。

中医学では気血両虚(きけつりょうきょ)や腎虚(じんきょ)という虚症(きょしょう:働きが低下している)に属するものと考え、足りない力を補う方法で対応していきます。

 

岡田厚生堂薬局  気血両虚(きけつりょうきょ)

とは生命エネルギーのことで、体の中を巡って隅々を栄養する栄気(えいき)や、体を守るバリア機能を担う衛気(えき)などがあります。

は血液です。血液の役割は体の隅々にまで栄養と酸素を届け、老廃物などを排出する役割を担っています。

が虚する=つまり足りなくなると、それぞれの働きが低下し、体に十分な酸素や栄養が行き届かなくなる他、いらないものの排出もうまくいかず、免疫力も低下する為、顔色は白っぽくなり、髪や肌に艶がなく、疲れやすくなり、食欲不振、不眠といった症状が表れます。

が足りない方へは補気(ほき:気を補う)が足りない方へは補血(ほけつ:血を補うこと)という方法で対応していきます。

 

岡田厚生堂薬局
岡田厚生堂薬局  気を補う食べもの  岡田厚生堂薬局

しめじやしいたけなどのキノコ類、大豆、ブロッコリー、粟、うるち米、もち米、大麦、山芋、蜂蜜、うなぎ、豚肉、牛肉など。

 

 

 

岡田厚生堂薬局
岡田厚生堂薬局  血を補う食べもの  岡田厚生堂薬局

鶏肉、牛レバー、竜眼肉、ナツメ、小松菜、ほうれん草、人参、きくらげ、松の実、すっぽんなど。

 

 

 

 

岡田厚生堂薬局
岡田厚生堂薬局  腎虚(じんきょ)

中医学でいうとは生長・発育・生殖を司る器官です。の力は老化と深い関わりがあり、の力が低下すると白髪や耳鳴り、不妊といった症状が表れます。

の力が弱い方へは補腎(ほじん:腎を補うこと)という方法で対応します。

元気な赤ちゃんを授かる為にも出産する為にも、のちからが整っていないといけません。

毎日の食べものや漢方薬で補ったり、生活スタイルで整えたりすることが大切です。

 

岡田厚生堂薬局  腎を補う食べもの  岡田厚生堂薬局

山芋、黒ゴマ、黒米、黒豆、黒きくらげ、ひじき、くるみ、枸杞子など。

 

 

病院のお薬があっているか、漢方薬があっているか、また薬を使わなくて良い方に「使わなくていいですよ」と言えるお医者さんが名医といえますし、信頼できるお医者さんだと思います。

不妊外来に通っていて、「おかしいな」「どういうことだろう」と思ったら臆せずに聞いてみましょう。

自分の身体を預けているのですから、遠慮は要りません。

不安や疑問に誠実に応えてくれるお医者さん、漢方薬局さんを選ぶことをおすすめします。

自信をもって、あきらめず、まずはお気軽に岡田厚生堂薬局へご相談くださいませ。

★あなたの体質に合った漢方薬、養生法をご提案します★
鍼灸院も併設していて安心!岡田厚生堂薬局にお気軽にご相談ください!  岡田厚生堂薬局

 

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可愛い女の子生まれました!

2015/04/01

 

2015年4月        

可愛い女の子生まれました!

 

岡田厚生堂薬局  平成○年9月○日

35歳女性、結婚一年。
生理周期は正常で、生理痛もありません。
血塊はなし、生理の量が少ない、卵管検査は正常、フーナ検査が異常という検査結果でした。

まず、基礎薬として婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)を4mg×2回、全周期に適応、参茸栄衛丸(じんじょうえいえいがん)1/2丸×2回でご提案差し上げました。

 

 

岡田厚生堂薬局  平成○年9月○日

生理量が増えて、とても調子が良いとのことでした。
双料参茸丸(そうりょうさんじょうがん)1/2丸×2回、海馬補腎丸(かいばほじんがん)5丸×2回、二至丹(にしたん)3錠×2回をおすすめ致しました。

 

 

岡田厚生堂薬局  平成○年11月○日

季節が変わり、この頃冷えるとのことでした。
参茸栄衛丸(さんじょうえいえいがん)、参茸補血丸(さんじょうほけつがん)4丸×2回、帰脾湯(きひとう)1包×2回をご提案差し上げました。

 

 

岡田厚生堂薬局  平成○年12月○日

ご来店時、高温期に入っていました。
おりものが多い、とのこと。同じ漢方薬を続けて頂くようご提案致しました。

 

 

その後、体調やBBTに合わせて漢方薬を組み替えながら、服用を続けていただいた結果、初めてのご来店より1年半後、病院で採卵し、1ヶ月後に移植、移植1か月後に着床しました。

婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)は出産されるまで継続いただき、無事に3150gの女の子を出産いたしました(*^^*)

本当におめでとうございます!!
これからも、お子様やご家族のお悩み、アンチエイジングにも、お気軽にご相談にいらしてくださいね(^^♪

健やかなご成長を心よりお祈りしております★

 

 

岡田厚生堂薬局 子宝漢方相談にいらしてください 岡田厚生堂薬局
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店主(北京中医薬大学日本校卒業)

 

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