癌との付き合い方・・・その5

 

2013年5月        

5月となりました。
ゴールデンウィークを迎え、心が弾む時です。しかし、楽しいからといって余り浮かれすぎず、余暇はじっくりと楽しみたいものです。

さて、今月のよもやま話は癌との付き合い方・・・その5です。
『誰も書かなかった上手な癌との付き合い方-宋靖鋼著-文芸社』によると、癌になるポイントは「あなたの性格と心理状態」にあると書かれており、性格が癌抑制遺伝子の不活発化につながっているから、と書かれております。

 

癌に限らず、他の生活習慣病の相談を受けていても、病気と性格との関連を、私はよく感じることがあります。

例えば、せっかちで、几帳面で、イライラしやすい人は肝臓病に罹りやすいとか、あるいは女性の場合ですと、PMS(月経前緊張症候群)を起こしやすい、などです。

従って、病気を起こす原因の多くは、その人の性格や環境などが関わっていると考えざるを得ないのです。

また、誌上では次のようにも書かれております。

 

癌にとってよくない性格は2つあります。
憂うつ気味と短気です。
憂うつと短気は「気」の流れを阻害し、「結」の状態にしてしまいます。この状態が長く続くと、神経中枢の大脳皮質や自律神経、内分泌の乱れを起こし、免疫力を低下させ、癌発生の因子が入り込みやすくなり、免疫機能が働かなくなります。

~ 『誰も書かなかった上手な癌との付き合い方-宋靖鋼著-文芸社』より引用 ~

 

いかがでしょうか。

西洋医学では、癌発生の因子として化学因子(タバコ・アルコール・薬物・かび菌など)、物理因子(刺激・温熱・環境汚染など)、感染因子(ウイルス・ピロリ菌など)に重点が置かれていますが、中医学では性格、感情の過不足など、内部的な原因に目を向けているところに違いがあるわけです。

 

いずれにしても(き)(けつ)津液(しんえき)などの流れるものを健康素材と考えている中医学は、それ等が停滞、あるいは結する事によって異常が起こる、という考えは様々な病気の病理を考えるうえでもなくてはならない重要なものといえるでしょう。

 

いつも、この「よもやま話」では書いている事ですが、私たちはもっともっと普段の生活習慣、食生活、心のあり方、呼吸の仕方などに注意し、配慮すべきだと思うのです。

 

自分の健康は自分の責任に於いて守ってゆく。
病気は運悪く起こるもの、という見当違いなことを考えず、健康づくりは自ら、と考えて欲しいものです。

こうやって、一人一人が注意していけば、おのずと病気はもっと少なくなり、総医療費の抑制も出来ると思うのです。

「セルフメディケーション」思想の普及、そして4000年の歴史を誇る中国漢方医学普及による社会貢献を今後も推進していきたい、と考えているところです。

 

それでは今回はこの辺で・・・。

 

店主(北京中医薬大学日本校卒業)

 

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