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免疫力低下にご注意

2011/12/01

 

2011年12月        

今年も早くも12月を迎えました。

今年は3月に東日本大震災が起こり、続いて原発事故が起きるという百年に一度という災害に見舞われた年でした。被災された方々へは謹んでお見舞い申し上げるとともに一日も早い復興を心よりお祈りしております。

 

12月は、私たち健康に携わっている者からしても病気が多く発生する時期です。風邪・インフルエンザの流行にはじまり、飲みすぎ・食べ過ぎによる胃腸障害、また脳血管疾患、心疾患といった循環器疾患が出やすくなります。

 

今月は病気の共通原因である「免疫力」についてお話してまいりたいと思います。

 

「免疫力」とは読んで字の如く「疫を免(まぬが)れるチカラ」、つまり細菌やウイルス、癌細胞(細胞のコピーミス)などの人体にとって不要なものを排除する力なのです。

 

私たちは通常病気にかかると、病気を治してくれるのは「薬」であり医者であると考えます。しかしそれは錯覚で、病気を治してくれるのは本当はその人の持つ自然治癒力であり、免疫力なのです。「薬」は病気を治すものではなく、症状を抑え、そして症状を取るだけのものです。

 

ここでこれら人間が持つ免疫力の更なる理解の為『ニンニクの免疫力(松村紀高著)』を紹介することとしましょう。

 

では「風邪薬は何に効くのか」というと、熱を下げたり喉の炎症を抑えたり頭痛を解消したり、といった風邪の諸症状を軽減緩和する。対症療法には役立っても風邪そのものには効かない。

風邪を治すのは基本的には人間がウイルスに対抗できるものとして持っている自然治癒力しかない。風邪を引き易いということは、免疫力、さらには生命力が衰えていることの証でもあり、風邪は万病のもとというのは、免疫力、更には生命力が衰えれば、あらゆる病気にかかっても不思議ではないからだ。

風邪同様、生活習慣病は免疫力、自然治癒力で治すしかない。それは病気の中で最もやっかいで死亡率トップのガンの場合でも変わりがない。

ガン化しようとする細胞を運転中の自動車に例えると、ガン遺伝子はアクセル、ガン抑制遺伝子はブレーキにあたる。つまりガン細胞の力が抑制可能であれば問題はないのだが、ブレーキが利かなかったり故障していたりすると、ガン化を止めることはできない。

その意味では、ガンは内なる敵であり結局のところ免疫力あるいは自然治癒力の不足によって起こってくる。

[ニンニクの免疫力:松村紀高著(光文社)より引用]

 

いかがでしょう。
病気は何が治すのか、がよくおわかりいただけたのではないでしょうか。

 

12月は一年の疲れが出る時期であり、また何かと忙しく免疫力を低下させる時期です。免疫力・自然治癒力を低下させないよう熟成ニンニクを主剤としたキヨーレオピン・レオピンファイブ・レオピンロイヤルなどを飲んで病気を予防しましょう!

 

また12月は風邪・インフルエンザ、飲みすぎ・食べ過ぎによる胃腸障害、脳卒中、心疾患などの血管障害が多発する時期です。 何事によらず私どもへお気軽に相談にいらしてください。

 

店主(北京中医薬大学日本校卒業)

 

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お肌のトラブル

2011/11/03

 

湿疹、アトピー性皮膚炎、にきび、接触性皮膚炎、主婦湿疹、掌せき膿疱症、脂漏性皮膚炎、など多くの皮膚トラブルがあります。 なかでもアトピー性皮膚炎は、慢性的で治りにくいとされています。

アトピー性皮膚炎は、症状の強くでている急性期と比較的穏やかな緩解期を繰り返しながら変化していきます。 また、症状が似ていてもひとりひとりの状態や状況によって、対処方法が違ってきます。適度なタイミングで適切な判断をし適切な対応をすることが非常に重要となるのです。

ご本人様が是非一度ご来店頂き、ご相談ください。

 

 

岡田厚生堂薬局  アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎
湿疹がでやすい部位は、額・目や口や耳のまわり・唇・頚部・手足の関節の内側・体幹(胴体)となっており、左右対称なのが特徴です。

例えば右腕の関節の内側と左腕の関節の内側の両方に同じような湿疹がある、といった風にです。

また、赤みやジュクジュクゴワゴワといった湿疹の特徴や年齢的な特徴があり、かつアトピー素因をもった方が【アトピー性皮ふ炎】と判断されます。

【アトピー素因とは?】
1. 家族歴・既往歴 (気管支喘息、アレルギー性鼻炎・結膜炎、アトピー性皮膚炎のいずれ、あるいは複数の疾患)
2. IgE抗体を産生し易い素因

(参考:日本皮膚科学会)

★アトピー性皮膚炎の方の対応の流れ★
急性発作をおさめる  岡田厚生堂薬局  体質と肌質の改善  岡田厚生堂薬局  皮膚バリアの強化

 

 

岡田厚生堂薬局  にきび

にきび
ニキビは思春期や20歳前後に多発します。最近では大人になってもニキビに悩む方が増えています。

若い方のニキビは、膿疱症の「黄色いにきび」、圧迫すると黄白色の角質様なものがでる「白いにきび」、「赤いにきび」、「紫のにきび」などのタイプに分類することが出来、大人のにきびは「成人性にきび」といい、首・あご・頬・フェイスライン・胸・背中などに出来やすいのが特徴です。 にきびはそれぞれのタイプ毎に漢方薬を使い分けて対応します。

にきびの方は漢方薬以外にも以下の点に日常的に注意しましょう。

岡田厚生堂薬局  便秘に注意する。
岡田厚生堂薬局  疲れすぎないように心がけ、睡眠を十分に取る。
岡田厚生堂薬局  上手にストレス解消をし、リラックスタイムを作る。
岡田厚生堂薬局  刺激の強い飲食物は避ける。
岡田厚生堂薬局  甘いもの、脂っぽいものは控え、果物と野菜を多く摂る。
岡田厚生堂薬局  患部を触ったり、つぶしたりしない。
岡田厚生堂薬局  ナチュラルメイクを心がけ、化粧品の原材料にも気を配る。
岡田厚生堂薬局  熱がこもりやすい方は、五涼華、五行仙茶、五行草などがオススメ。
岡田厚生堂薬局  抗酸化食品(紅沙棘、田七人参茶、麻子仁、シベリア霊芝茶など)がオススメ。

 

 

岡田厚生堂薬局  掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

掌蹠膿疱症は、主に手のひらや足の裏に膿疱(のうほう=うみ)と呼ばれる皮疹が数多く見られる皮膚疾患です。 はじめは小さな水疱から次第に膿疱へ変化していき、その後かさぶたとなり、角層が剥がれ落ちます。出始めによく痒くなります。

足の皮疹は水虫によく似ていますので、皮膚表面の角層を少し取り、顕微鏡で白癬菌がいるかどうかの検査を行います。 その他、接触性皮膚炎・乾癬(かんせん)などと間違われやすい皮膚病です。

現代医学では「原因不明の抜本的な治療法のない難病」とされています。
中医学では以下のようなメカニズムで対応していきます。

岡田厚生堂薬局

 

掌蹠膿疱症の方は漢方薬以外にも以下の点に日常的に注意しましょう。

岡田厚生堂薬局  三食キチンと栄養バランスのとれた食生活を心がける。
岡田厚生堂薬局  脂っぽいもの、揚げ物、肉、乳製品、卵・甘いものは控える。
岡田厚生堂薬局  アルコール・たばこはやめる。
岡田厚生堂薬局  アイスクリーム、清涼飲料水、化学添加物を含む食品などは避ける。
岡田厚生堂薬局  季節の野菜(特にキャベツ白菜ほうれん草などの葉物)、穀類がオススメ。
岡田厚生堂薬局  抗生物質は腸内の良い菌も殺してしまう事があるので医師と相談する。
岡田厚生堂薬局  ストレスは上手に発散し、十分な睡眠をとる

 

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花粉症・アレルギー性鼻炎の漢方的対応

2011/02/05

 

2011年2月        

寒かった1月が過ぎ、2月となりました。

2月は暦の上では立春を迎えますが、まだまだ寒い日が多く季節性インフルエンザの流行なども予想されますので、免疫力を低下させないよう、しっかりと健康管理を致しましょう。

また今年は花粉の大量飛散が予測されております。花粉症をおもちの方も、そうでない方も防御対策をとられておく必要があるでしょう。

 

花粉症を含むアレルギー性鼻炎は、気管支喘息などと同じようにアレルギー疾患のひとつで、花粉やダニ・ホコリなどがアレルゲンとなってくしゃみ、鼻水、鼻づまりといった症状を起こすI型(即時性)アレルギー疾患の代表です。

アレルギー疾患は症状だけを抑える治療を行っても、根本的な体質が変わらない限り根治できません。

そこで中医学(漢方)では今現在の症状に対処する標治(ひょうち)」と、もともとの原因に対処する本治(ほんち)」を併用します。

 

まず標治は、多量の鼻水、鼻づまりなど水分代謝の異常が主症状となる「表寒証(ひょうかんしょう)」、と、表寒証の症状がひどくなり、鼻水・痰などの分泌物が粘っこく着色し、鼻や咽の奥あるいは目の粘膜が赤く腫れあがる「表熱証(ひょうねつしょう)」に分けて対応を考えます。

 

本治は、アレルギー性鼻炎及び花粉症を起こしやすい体質として、胃腸が弱く食欲が細い下痢しやすい脾虚証(ひきょしょう)タイプと、免疫力、体の防衛力が弱っている肺(呼吸器系)と腎(免疫系)の虚証タイプに分けて対応していきます。

 

中医学(漢方)の良いところは、抗ヒスタミン剤・抗コリン剤などの「眠くなる」「喉が渇く」といった副作用が無く、また現在の症状に対応すると同時に根本的な問題にも対応していく、といった長所があります。

 

このように、アレルギー性鼻炎・花粉症の漢方的対応は、標治と根治の同治を行っていくので、症状がとれていくに従って、いつの間にかアレルギーを起こす体質が改善されたということも多々あります(もちろん症状がある程度改善されましたら標治薬は不必要となります)。

 

ですので、今現在の症状に対応することが目的ではなく「根本的な対応が目的」の方や「眠くなって困る」「喉が渇くのが不快」といった方はぜひ当店にご相談ください。

 

鼻炎に方々にオススメの食養生をはじめとした日常的な養生法や、アレルギー性鼻炎の方にオススメの穴(ツボ)の刺激の仕方などもご指導いたします。まずはお問い合わせください。

 

下表は花粉症・アレルギー性鼻炎のタイプ別の対応例です。ご参考ください。

 

●アレルギー性鼻炎の標治(症状対応)●
証型 主な症状 漢方薬
表寒証
カゼの初期寒証
くしゃみ、鼻づまり、水っぽく無色透明の鼻水と痰

小青竜湯
葛根湯加川きゅう辛夷

表熱証
カゼの初期・中期の熱証
鼻水・痰の色が白濁あるいは黄・褐色に着色し、粘ってくる、鼻・咽が赤く腫れる

蒼耳子散(そうじしさん)
銀翹散(ぎんぎょうさん)

 

 
●アレルギー性鼻炎の本治(根本的対応)●
証型 主な症状 漢方薬
脾虚証 胃腸が弱い、食欲が細い、下痢をする、肥れない

補中益気湯
六君子湯

肺腎両虚証 肺と腎の働きが両方とも虚弱

麦味地黄丸

 

(参考:疾患別漢方エキス製剤の運用)

 

アレルギー疾患の根本対策として上記漢方薬の他「滋養強壮剤キヨーレオピン+カルシウム剤」の併用が効果をあげており、皆様に大変喜ばれております。 是非ご相談ください。

それでは、今回はこの辺で。

 

店主(北京中医薬大学日本校卒業)

 

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アトピー性皮膚炎の漢方的対応

2010/10/05

 

2010年10月        

爽涼の10月を迎えました。
前月でも記した様に東洋医学では、秋は「燥」の季となっています。

又臓腑と季節の関係では「肺」と関わりを持ちます。従って秋は五臓では「肺」、そして五気では「燥=乾燥」という関連がキーワードとなります。 事実、9月・10月になると、肺の機能低下による疾患である気管支炎、気管支喘息の患者さんがよく相談にみえる様になりますし、又肺と関係のある鼻や皮膚の疾患であるアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎の患者さんも多くなります。

これ等の疾患は皆その症状が出ているところ以外に原因がありますので、対症療法だけではなく原因から治さなくてはなりません。 症状を改善する事とともに原因も治す様にしましょう。

 

という事で今月は東洋医学的には肺の疾患である「アトピー性皮膚炎」の漢方対応についてふれてみる事と致しましょう。

 

アトピー性皮膚炎は近年患者さんの数がますます増えている疾患で、特に小児のアトピーが増えているのが特徴的です。 小児の場合は痒みの為、傍で見ていてもつらいものがあります。

何故アトピーがこの様に増えて来たのか、様々な原因が考えられますが、西洋医学が外因主犯説を取っているのに対し、東洋医学では内因、つまり体の中にその原因がある、と考えているのです。
つまり

 

1.  自然治癒力や免疫の低下
2.  体内の気(き)・血(けつ)・津液(しんえき)・精(せい)のひずみ

 

という体の弱体化、そして外因である自然界の因子『風邪(かじゃ)・寒邪(かんじゃ)・熱邪(ねつじゃ)など』の侵襲なども併せ考えて行くのです。 ともかく炎症や痒みが体内の異常の表れ、と考えるならばその異常を正さねば病気は治るものではありません。

皮膚病治療の要諦として「草は刈っても根は残すな」という言葉がありますが、これをアトピー治療に当てはめますと「草を刈る」とは外用剤を用いる事であり、「根を残す」とは皮膚面の症状だけを取り、その原因を取らない、つまり体内の異常を正さない、という事になります。

という事で次にアトピー性皮膚炎には標治薬(ひょうちやく)としてどの様な漢方処方を使うのか少しふれてみる事と致しましょう。

 

岡田厚生堂薬局 風盛(ふうせい)タイプ 十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)、消風散(しょうふうさん)、防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)

岡田厚生堂薬局 湿熱(しつねつ)タイプ 黄連解毒湯(おうれんげどくとう)、温清飲(うんせいいん)、涼血清宮顆粒(りょうけつせいえいかりゅう)

岡田厚生堂薬局 肝郁血燥(かんうつけっそう)タイプ 加味逍遥散(かみしょうようさん)、柴胡清肝湯(さんこせいかんとう)、当帰飲子(とうきいんし)

岡田厚生堂薬局 肺脾気虚(はいひききょ)タイプ 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)、玉屏風散(ぎょくへいふうさん)、小建中湯(しょうけんちゅうとう)

岡田厚生堂薬局 肺腎陰虚(はいじんいんきょ)タイプ 麦味地黄丸(ばくみじおうがん)

 

解説書では上記タイプに右記処方が適応という事になっていますが、実際には病歴の長さ、症状の多寡や寒熱、虚実、陰陽などの東洋医学的物差を使っての判断という事になりますので、私どもによくご相談下さい。

 

最後に私見ではありますが、アトピー他、アレルギー疾患の最大の原因は「腸の汚れ」ではないか、と推察するのです。

アトピー他、アレルギー疾患が急増して来たのはここ数十年と言われ、ここ数十年の間に何が変わったのか?

飲食が変わったのです。

つまり肉、卵、牛乳をはじめとする肉系、動物性脂肪系食品の多食、ケーキ、アイスクリーム、清涼飲料水などの多飲・多食などによって腸が完全に汚れてしまっているのではないか、と推察するのです。この様な腸環境が常時続いているとしたら、血液が汚れ、その影響で皮膚・粘膜にも及ぶのは当然なのではないでしょうか。

 

という事で当店ではアトピーの根本療法薬として、腸内環境を良くすると言われる「レオピン」そして健脾薬(けんぴやく)と言われる「小建中湯」などの漢方薬をおすすめしております。

 

アトピー対応は最初が難しく、治療者も相談者も頭を悩ますものですが、対応が軌道に乗ればうまくゆくケースも少なくありませんので、ぜひ私共にご相談下さい。

 

店主(北京中医薬大学日本校卒業)

 

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今なぜアレルギー性疾患が多いのか

2010/03/05

 

2011年3月        

寒かった2月を越し、3月を迎えました。
陰の気が盛んだった自然界には、陽の気が出始め、明るい春を迎えます。

しかし自然界の変化とは裏腹に人体では花粉症・アレルギー性鼻炎をはじめとするアレルギー疾患が出始める3月期でもあります。最近のアレルギー性疾患を持っている方の多さには目を見張るものがあります。

なぜ、アレルギーの方がこのように多くなってきたのでしょうか。

皆様は恐らく花粉症の原因がスギやヒノキの花粉、そしてアレルギー性鼻炎の原因がダニやハウスダストといわれるほこり、またアトピー性皮膚炎・ぜんそくの原因がある種の食べ物や化学物質によって起こる、と考えているのではないでしょうか。

 

実は中医学(中国漢方)的には、そうではないと考えるのです。

 

花粉症・アレルギー性鼻炎・アトピー性皮膚炎・ぜんそく、についての原因をみなさん外部に求めていますが、中医学ではむしろアレルギーをおこす「体」のひずみそのものに原因を求めているのです。

では、アレルギーを起こす人の体質にどのような変化が起きているのか、次に記してみることにしましょう。

 

岡田厚生堂薬局  今なぜアレルギー性疾患が多くなってきたのか  岡田厚生堂薬局

 

日本でアレルギー性疾患が多い原因として

 

岡田厚生堂薬局 気候・自然環境と人々の食生活が考えられます
   まず気候・自然環境ですが、日本は周囲を海に囲まれ、年間を通して降雨量も多く、きわめて湿度の高い国です。

こうした気候・風土の土地では、水分の摂取はそれほど必要としないはずですが、最近の日本人は清涼飲料水、コーヒー、ビール、お茶など、多くの水分を摂っています。 しかも水分だけでなく、冷蔵庫の普及によって日常的に冷えた冷たい飲食をしています。そのために胃が冷やされて、胃の機能が低下し、胃と密接な関係にある脾の機能も低下しているのです。

胃を冷やすのは冷たい飲食だけではありません。刺身などの生の魚や生野菜、果物も中医学的には涼性・寒性の食べ物なので、胃を冷やすということになります。

このように現代の日本人は、水分摂取の過多、冷たすぎる飲食の過多、というおよそ風土にあわない食生活を日常的にしているので、胃脾がダメージを受けているといわざるを得ないのです。

岡田厚生堂薬局 ストレスの蓄積が考えられます
   文明が進歩するのは、わたしたちの生活が豊かになって大いに結構なのですが、それと反比例して精神的にはストレスが多い社会になったように感じます。

ストレスによって、中医学的には肝気鬱結(かんきうっけつ)となり、更には相剋の関係にある脾の働きも障害される、その結果、水分代謝機能も低下して、痰・湿などという病理産物が生じるようになり、そしてそれらの体内に出来た病理産物が、外因である多湿な環境と感応しあって起こるのが、アレルギー疾患といえるわけです。

 

そう考えると、今なぜアレルギー性疾患がこのように多くなってきたのか、のナゾが解けるのではなかろうか、と思うのです。そうです。

 

日本にアレルギー性疾患が多い理由は・・・
【1】  気候・風土が高温多湿であること。
【2】  気候風土を無視した、水分と冷たいものの過剰摂取。
【3】  ストレスの多い生活環境。

 

なのです。

それでは、最後に食性が涼性・寒性の食品を列挙しておきますので、アレルギー性疾患をお持ちの方はこれらを控えるようにしてみてください。

 

大麦(涼)、カニ(寒)、カキ(寒)、きゅうり(涼)、小麦(涼)、ごぼう(寒)、昆布などの海藻(寒)、里芋(寒)、スイカ(寒)、 大根(涼)、冬瓜(微寒)、ナス(微寒)、白菜(微寒)、バナナ(涼)、びわ(涼)、ほうれんそう(涼)、緑茶(涼)、レモン(微寒)

 

店主(北京中医薬大学日本校卒業)

 

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