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子宮だけじゃない!不妊原因は脳にある?

2016/08/08

ベビ待ち妊活中の方で、ホルモン負荷検査をするかどうか悩んでいらっしゃる方にご参考頂ければと思います。

 

子宮頸管の精子通過障害★岡田厚生堂薬局  ホルモン負荷検査とは・・・?

ホルモン負荷検査(LH-RH検査とTRH検査)は、不妊症の原因を見つけるためにおこなう検査のひとつです。

無月経、無排卵がおこるのは、ホルモンバランスが崩れているからです。
また、毎月生理があっても、毎回排卵があるとは限りません。

ホルモン検査には

  卵胞刺激ホルモン(FSH)
  黄体化ホルモン(LH)
  プロラクチン
  テストステロン(男性ホルモン)
  エストロゲン(卵胞ホルモン)
  プロゲステロン(黄体ホルモン)

などがあり、低温期・排卵期・高温期と、それぞれの期に分泌されるホルモンの値を測定する検査です。

ホルモン検査の結果が気になる場合や、無月経、無排卵、多嚢胞性卵胞症候群の方の場合、ホルモン負荷検査でさらに詳しく調べます。(※ホルモン負荷検査を基本検査に含んでいるところもあります)

ホルモン負荷検査は、低温期、生理の2日目~5日目に特定のホルモンを注射し、数回(大体15分後~30分後~60分後くらい4回くらい)にわたって採血して血中のホルモン値の変化をみる検査です。検査結果によって以下の4つのパターンに分類されます。

視床下部不全型
LH、FSHが低い、または正常で、LH-RHに良好な反応

下垂体不全型
LH、FSHが低い、LH-RHに反応なし

卵巣不全型
LH、FSHが高い、LH-RHに中程度の反応

多嚢胞性卵巣症候群
LHが高い、FSHは正常、LH-RHにLHは過剰反応、FSHは正常反応

TRH検査では、潜在的高プロラクチン血症の有無がわかります。

 

子宮頸管の精子通過障害★岡田厚生堂薬局  女性のリズムとホルモンの分泌

女性のリズムとホルモンの分泌

 

女性の体の妊娠のための準備は、毎月、卵巣と子宮そして脳がおこなっています。

視床下部から分泌される性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)が下垂体に命令し、卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体化ホルモン(LH)を分泌、卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体化ホルモン(LH)が原子卵胞を刺激し、刺激された原子卵胞(たまごのもと)の数個が反応し、そのうち1コが成熟卵胞となります。

成熟卵胞はエストロゲン(卵胞ホルモン)を分泌し、子宮内膜をふかふかにします。(赤ちゃんのベッド作り)

次に成熟卵胞から卵子がとびだし(排卵)、卵胞は黄体に変化し、プロゲステロン(黄体ホルモン)を分泌、この時期に受精し着床すると妊娠成立となります。

受精卵がこない場合は、ふかふかの赤ちゃんのベッド(子宮内膜)は不要となるので、生理として排出されます。

女性のリズムとホルモンの分泌

 

また、母乳を出すためのプロラクチンというホルモンが、妊娠・授乳期でないのに分泌されてしまうと、排卵しない、ということになります。プロラクチンはもともと出産後すぐに妊娠しないようにも働くホルモンなので、排卵を抑制します。プロラクチン値を調べる検査がTRH検査です。

 

 

子宮頸管の精子通過障害★岡田厚生堂薬局  ホルモンバランスを整える

不妊治療の現場では、過不足のあるホルモンを補充したり抑制したりするお薬が用いられると思います。

中医学では、漢方薬と食生活、またストレス対策などを考えていきます。

漢方薬ではホルモンの過不足を整えるために直接補ったり排出を促すものだけでなく、本来自然に分泌されるホルモンをキチンと自分で分泌できるように体質改善を目的として使用するものもあります。

そして漢方薬と同じように大切に考えている食事のアドバイスや、ストレスに対応する方法なども同時に行います。

生理がこない、排卵がない、基礎体温表がぐちゃぐちゃで、どう読んでいいのかわからない・・・

そんなお悩みがございましたら、お気軽にお問合せください。

生理のリズム、ホルモンバランスを整えて、妊娠しやすい心身を作っていきましょう!

 

 

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卵巣のう種

2016/04/10

卵巣のう腫は、良性の卵巣腫瘍(らんそうしゅよう)です。悪性の卵巣腫瘍である場合は、卵巣がんと呼ばれます。

卵巣のう腫は、子宮筋腫と同じくらいの発症頻度です。

卵巣に液体がたまった状態の卵巣のう種ですが、いくつか種類があります。

類皮のう種
毛髪や歯・骨・皮膚などが混じったドロドロのものがたまった状態。
両方の卵巣に起こることがあり、10代~20代の方が多い。

漿液性のう腫
卵巣から分泌される漿液という透明のサラサラの液体がたまったもの。
年齢を問わず起こる。

粘液性のう種
液体がドロドロとした粘液のもの。
閉経後の方に多く、肥大化しやすい。

チョコレートのう腫
子宮内膜症が原因で起こるもの。
生理の際に経血がたまり起こるもの。30代~40代の方が多い。

卵巣腫瘍はほとんどが良性といわれています。
しかし、卵巣のなかにできる腫瘍なので良性か悪性かは手術で腫瘍を摘出し、病理検査をしていないと判断できません。

良性の腫瘍であっても、妊娠の妨げになることもありますので、どうして腫瘍ができるのか、どうすれば腫瘍がなくなるのか、腫瘍があっても妊娠できるのか、などを考えながら対応していくと良いと思います。

卵巣のう腫

 

 

卵巣のう腫★岡田厚生堂薬局  どうして腫瘍ができるの?

どうして腫瘍ができるのか・・・。
実は原因がわかっているものはチョコレートのう腫だけです。

チョコレートのう腫は、子宮の内側の組織の増殖と剥離、つまり生理のメカニズムを(子宮ではなく)卵巣で繰り返してしまい、その細胞や血液が卵巣内にたまったものです。

本来、排卵された卵子は受精をしてから細胞分裂をはじめるのに、なぜか無精卵が細胞分裂をはじめてしまったものが恐らく類皮のう腫だろう、という推測はされていますが、どうして無精卵が細胞分裂をはじめてしまうのか、など、卵巣のう種の原因はまだわかっていません。

 

 

卵巣のう腫★岡田厚生堂薬局  症状と主な治療方法

卵巣のう腫は初期はほとんど無症状です。
妊娠に気づいたときに発見されたり、また茎捻転(けいねんてん)が起こり発見されることが多いです。

茎捻転は卵巣を支えている二本のじん帯がねじれを起こす現象です。腫瘍が大きくなり、じん帯のなかを通る静脈が圧迫されるなどして、卵巣がうっ血、炎症を起こすようになり、次第に組織が壊死し、周りの組織との癒着、破裂、出血、化膿などが起こります。

茎捻転が緩やかに進行している場合は下腹部の痛みは徐々に強くなり、進行が速い場合は突然下腹部に激痛が起こることもあります。ほとんどのケースでは茎捻転だと気づいた時すでに卵巣が壊死しているので、外科手術で卵巣卵管ごと摘出となります。茎捻転を起こしていない場合は、通常のう腫のみを摘出する外科手術が適応されます。

卵巣のう種は、初期症状がほとんどなく、こぶし大くらいの大きさになって初めて、下腹部の違和感、下腹部痛、腰痛、不正出血、頻尿、便秘、嘔吐などの症状があらわれます。

早期発見できれば、経過観察か、外科手術でも出来るだけ腫瘍のみを切除するように対応できるのでしょうが、こぶし大以上に大きくなっていると、卵巣または卵巣卵管ごと摘出しましょう、とすすめられることも多いと思います。

特に、粘液性のう種は肥大化しやすく、嚢胞が破裂し、中の粘液がおなかの中に飛び散り、その影響で腹膜炎になることもあるので注意が必要です。

妊娠中の方はもちろん、閉経前に卵巣を取る、ということはそれだけ心身に影響が及ぶので、よく考え、よく話し合って治療されると良いと思います。

卵巣のう腫

 

 

卵巣のう腫★岡田厚生堂薬局  卵巣のう腫は不妊につながる?妊娠はできる?

片側だけでも、卵巣卵管が残っていれば妊娠は可能です。
しかし、腫瘍が卵管に癒着している、など不妊につながることもあります。

妊活中の方は、定期的に婦人科の検診やがん検診などを受けておくと安心ですね。

 

 

卵巣のう腫★岡田厚生堂薬局  卵巣のう種、漢方では?

卵巣のう種は、中医学では、余分な水分が体内に蓄積された状態、と考えます。また、その発症にはストレスが関与していると思われるので、精神コントロールをする臓、肝(かん)と心(しん)の機能を高めるとともに、水分代謝をよくする、免疫力を高めていく、ことに注力します。

漢方薬は現代医学と併用できます。
双方の良いとこどりをして、早めに良い状態にもっていきたいと思っています。

卵巣のう種がある程度大きくなられている場合は外科手術が必要な時もあります。漢方薬は治療のサポートになったり、再生を防いだり、と大きな助けになってくれます。

 

 

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