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手荒れを治すコツ

2014/01/11

 

岡田厚生堂薬局冬はかさつき、ひび割れなど手荒れに悩まされる季節です。
手の表面は通常、皮脂という潤いバリアで守られているのですが、冬は冷たい空気の刺激や乾燥があること、お湯を使うこと、風邪・インフルエンザ予防で消毒の回数が増えることなどにより、この潤いバリアが簡単に剥がれ落ち、無防備な状態で手荒れを起こしてしまっています。

 

岡田厚生堂薬局  手荒れの段階

症状
赤み
かさつき
皮むけ
ひび割れ
水ぶくれ
なし なし なし なし なし
少し赤い 粉っぽい
指紋がみえにくい
少し
痛みはない
ささくれがある
浅い溝がある
血はでていない
たまにできるが
自然に消える
赤みが強く
少しかゆい
粉がふいてヒリヒリする
指先の指紋がなく
赤くむけている
皮がむけて
血がにじんで
少し痛い
割れて血がにじむ 小さな水ぶくれがあるが
かゆみはない
赤く腫れて
じくじくと
とてもかゆい
乾燥がひどく
ゴワゴワする
皮がむけて
ヒリヒリ痛い
出血する
割れて出血し
黄色い汁がでる
水ぶくれができて
痛がゆい
じくじくする

 

岡田厚生堂薬局  水仕事には気をつけて

手荒れの一番のケア方法は「水」との関わり方に気を使うことですが、なかなか簡単にはいきません。

台所仕事や洗濯など、お湯を使うと皮脂がとれやすくなってしまうので、では水を使うと今度は冷たすぎて血行が悪くなってしまい、手荒れを起こします。

では、ぬるま湯が一番だと思っていても、それでも不十分なのです。

最善の策としては・・・

岡田厚生堂薬局  水を使ったあとはしっかりと手を拭くこと

岡田厚生堂薬局  まめにハンドクリームを塗ること

手荒れ段階が、3の方は・・・

岡田厚生堂薬局  ハンドクリームを塗って綿手袋を着用したうえに、水作業の際には、ゴム手袋をはめて行うこと

食器洗い時には、水をはった桶に洗剤を入れ、汚れた食器をつけおきしておくと手指への影響を減らすことができます。

日常の手間が増えてしまいますが、やはり手荒れを予防する、また、悪化させないようにするには、こまめな気遣いが必要です。

 

岡田厚生堂薬局  ハンドクリームの選びかた

手荒れのケアとして欠かせないハンドクリームは、自分の手荒れ段階にあったものを選ぶことも重要です。

「指先のかさつき」「粉っぽさ」が気になる初期段階(1)の方には、オリーブオイルやシソの葉エキス、ヒアルロン酸といった保湿成分が入ったスキンクリームを。

「ささくれ」「赤ギレ」「ごわつき」が気になる中期段階(2)の方には、サージなど血行を促進するビタミンの入ったスキンクリームを。

極度の乾燥、皮膚バリアの崩壊を伴う末期段階(3)の方には、保湿・消炎に優れ、また皮膚への親和性が高い瑞花露(すいかろ)クリームなどのスキンクリームがおすすめです。

岡田厚生堂薬局

 

岡田厚生堂薬局  お肌は内臓の鏡です。

手荒れを繰り返す方、なかなか治りにくい方は、皮膚トラブルを抱えている方と同じように、内側からのケアも必要です。

特に、皮膚に栄養を与える血(けつ)が充分に満たされているか、また、血(けつ)が生き生きと流れているかどうか、が重要なポイントです。

血が足りない状態=血虚(けっきょ)の方へは、養血(ようけつ)のイスクラ婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)やイスクラ参茸補血丸(さんじょうほけつがん)などがオススメとなります。

また、
血のめぐりが悪くなっている状態=オケツの方へは、活血(かっけつ)のイスクラ冠元顆粒(かんげんかりゅう)や田七人参茶(でんしちにんじんちゃ)などがオススメです。

手荒れの原因が血(けつ)の不足やめぐりではなく、意外なところに潜んでいる場合もあります。
詳しくは岡田厚生堂薬局まで、お気軽にご相談にいらしてください。

 

岡田厚生堂薬局

 

※ひとりひとりの体質や症状によって、おすすめの漢方薬が異なります。
貴方に一番ベストな漢方薬をチョイスする為にも、服用の際は岡田厚生堂薬局にお気軽にご相談ください!  岡田厚生堂薬局

 

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冬の過ごし方

2013/01/07

 

中医学では、冬は『閉蔵』の季節といって、万物が静かに、消極的に過ごし、やがて来る春のために貯蔵する時期である(黄帝内経~素問~四気調神大論より)としています。天の陽気は遠ざかり、生機(せいき)が閉じこもる期です。

五行図でみる冬

また、五臓では(じん)の季節です。そして腎は寒を嫌います。

 
 

夜は早く寝て、朝はゆっくり起きる、やはり日の出日没のリズムに合った生活を送ると良い季節です。

また、活動的な生活、例えば汗をかくほど気を発散しすぎたり、お酒を飲みすぎて腎を傷つけたり、体を冷やして体内の陽気をもらしたりすると、春になって足がしびれ、腰が曲がる、といった不調に悩まされやすくなります。

 
 

冬は気持ちを静かに落ち着かせ、次の季節まで英気を養う心構えでいることが、冬の漢方養生訓です。

 

 

岡田厚生堂薬局  体を温める漢方薬

冬の冷えた体を温める方法として、部屋を暖める、衣服で暖める、食べ物や漢方薬、お風呂などで温める、エアコンのない時代から人々はいろいろと工夫を重ねてきました。

さて、体を内側からホッカホカにする生薬として、ポピュラーなものに乾姜(かんきょう)附子(ぶし)桂枝(けいし)呉茱萸(ごしゅゆ)蜀椒(しょくしょう)などがあります。

 

代表的な温剤(生薬)
生薬名 味・性 帰経 備考
乾姜
(かんきょう)
大辛・大熱 心・肺・胃・腎 ショウガの根茎を湯通し皮を除き煮沸乾燥
附子
(ぶし)
大辛・大熱 心・脾・腎 カラトリカブトの塊根
桂枝
(けいし)
辛甘・温 心・肺・膀胱 桂樹の枝や幹の皮
呉茱萸
(ごしゅゆ)
辛苦・大熱 肝・胃・脾・腎 ゴシュユの未熟果
蜀椒
(しょくしょう)
辛・大熱 脾・胃・肺・腎 和名:山椒(さんしょう)、ハジカミ

 

上表の生薬は「温性」や「熱性」をもつ、温薬としてポピュラーなものですが、実は万人の体を温める薬になる、というわけでもありません。上表の生薬が適するケースは、寒証や虚証の方のみです。

風邪薬でも同じです。

熱感があり、汗をかいている人が葛根湯(かっこんとう)を服用すると、良くならないばかりか、汗をかきすぎてかえって体調が悪化する場合もあります。

また、胃腸の弱い方や、心疾患を持っている方は特に注意が必要です。

やはり、その方の体質やその時の症状を正確に見極めて、漢方薬を活用することが大切です。

 

 

一例ですが、特に女性の方に多い冷えタイプの方で、日ごろから「お肌や髪の毛が乾燥する」「貧血がある」「冷え性」「顔色が白い」「便秘」「爪や足裏の皮膚がひび割れやすい」「眠りが浅い」「多夢」といった方にオススメなのが、一日二回の婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)ティータイムです。

婦宝当帰膠ふほうとうきこうティータイム岡田厚生堂薬局

岡田厚生堂薬局  カモミールティーバッグ・・・1つ
岡田厚生堂薬局  すりおろしたショウガ・・・小さじ1/2
岡田厚生堂薬局  婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)・・・4ml

少し大きめのティーカップ(またはマグカップ)に、市販のカモミールティーのティーバッグを入れてお湯を適量注ぎ、すりおろしたショウガと婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)を加えて、軽く混ぜて飲みます。

老化防止や口臭予防、アレルギー緩和にも定評のあるカモミールは、体を温める作用もあり、また、風邪予防にもなるショウガは体を内側からポッカポカに温めてくれます。

シロップ状の漢方薬、婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)は成分の約70%をしめる当帰(とうき)を主成分とした、9種の生薬で構成された女性の諸症状を改善する薬です。

婦宝当帰膠ふほうとうきこうティータイム岡田厚生堂薬局

当帰(とうき)はセリ科の植物です。血のめぐりをよくし、体を温め、体力をつけることから、中国においては古来より「女性の宝」といわれ使われてきました。

血液を補う生薬は栄養価が高く、人によっては胃もたれを感じる事があるのでこれを予防し、薬の吸収を良くする為の健胃生薬も配合されていて、この冬オススメの漢方薬です。

同じ冷えを感じる場合でも、体質や症状によってオススメの漢方薬は異なります。
お気軽に岡田厚生堂薬局へご相談にいらしてください。

 

 

岡田厚生堂薬局  冬の食養生

冬は五臓で腎の季節です。よって、体を温め、腎の機能を助ける食物を積極的に摂ることが大切です。また腎を傷つける「辛いもの」「味の濃いもの」「塩分の多いもの」は控えるようにしましょう。

 

岡田厚生堂薬局  腎を助ける食べ物
しょうが・ニンニク・ねぎ・山芋・栗・唐辛子・シナモン・朝鮮人参・うなぎ・羊肉など

 

岡田厚生堂薬局  冬が旬の食べ物
かぼちゃ、れんこん、大根、ごぼう、人参、山椒、くるみ、松の実といった冬が旬の食べ物や、鉄分の摂取でエネルギー生産量が上がることから、ほうれん草、切干大根、わかさぎ、鉄分の吸収を良くするビタミンCのみかんや白菜など

 

岡田厚生堂薬局  冷えで血の流れが滞っている方へオススメの食べ物
セロリ・玉ねぎ・ニラ・ゆず・玄米・シナモン・ひじき・かじきまぐろ・くらげ・タコ・さくらんぼなど

岡田厚生堂薬局 こちらもご参考ください  ★オ血の話★

 

 

冷え肩こりひざ関節痛食べすぎ・飲みすぎ風邪など、冬の気になる症状、何でもお気軽にご相談ください!
鍼灸院も併設している岡田厚生堂薬局は、トータルサポートが得意です。
中医学に精通した漢方の専門スタッフがご相談を承ります!

どなたさまもお気軽にご相談にいらしてください 岡田厚生堂薬局

 

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酒の健康管理

2012/12/06

 

2012年12月        

平成24年も早くも師走を迎えました。
師走は先生(師)も走り回るほど忙しい、の例え通り、忙しさが募る時です。また、年末は忘年会などで飲み食いする場が増えますので、余計体調管理が必要な時です。
くれぐれもご自愛くださいますように・・・。

 

さて、今月のよもやま話はこれから多くなる年末年始のの健康管理、つまり酒毒の漢方的対応について記していくことといたしましょう。

酒は百薬の長と言われるように、この上なく良いものとされますが、問題はついつい飲みすぎることです。

また、晩酌などのように、毎日飲むというくせをつくることです。

このように「度を越す」ことと「くせをつくる」ことに対し、何か良い手立てはないのでしょうか。

 

中国漢方医学では酒毒を次のように考え、酒家(酒呑み)に警告を与えています。
つまり、酒を飲みすぎるということは、脾胃の機能を弱め、脾・胃及び肝胆の部に湿邪、熱邪の停滞をつくると考えているのです。

ですから、毎日飲むとか、一度に多量に飲むとかを繰り返すようになると、絶えず湿熱の邪気が消えないことになり、一方、体全体では体に有用な津液不足(陰虚)傾向をつくり、また、血液もドロドロになる?血傾向をつくるのです。

因みに酒の漢方的食性は「湿性」「熱性」です。

 

このような湿熱邪をつくり、津液不足、?血をつくる飲酒に対して、中国医学では「茵?五苓散(いんちんごれいさん)」という処方をよく使います。

つまり、茵?五苓散(いんちんごれいさん)の処方中の茵?蒿(いんちんこう)が熱邪をさまし、茯苓(ぶくりょう)、猪苓(ちょれい)などが湿邪を解消してくれるからです。そして同じような意味で竹茹温胆湯(ちくじょうんたんとう)などを使うこともあります。ともかく酒好きの方は、このような漢方処方で、少しでも酒毒の溜りを解消しておくことをおすすめします。

そのような対処法をしないで、漫然と飲み続けていくと、肝臓疾患、膵臓疾患などを起こすようになりやすいです。

 

それでは次に中国医学が教える酒の飲み方について記してみましょう。

岡田厚生堂薬局  酒の上手な飲み方  岡田厚生堂薬局

1.少飲(少量飲む)
2.淡飲
(話をしながら飲む、という意味も多少あるが、アルコール度の低い酒を小さなグラスで長く時間をかけて飲む)

が基本で、暴飲多飲と避け、何種類も飲まない。
タバコを吸いながら飲まない。
そして飲んだあとは風呂に入らない。

などが注意事項です。

 

このような事に注意し、楽しく酒を飲み、酒毒を溜めないようにしましょう。

 

最後に寒くなると心配になるのが、脳血管疾患や心臓病です。
中国医学でいうと、これ等疾患は
1.肝陽上亢型(かんようじょうこうがた)
2.肝腎陰虚型(かんじんいんきょがた)
3.気滞血?型(きたいけつおがた)
4.痰?互阻型(たんおごそがた)
等に分類され、治療法が考えられます。
このような型に対し、どのような漢方薬が使われるかといいますと、

1.肝陽上亢型(かんようじょうこうがた)
・・・釣藤散(ちょうとうさん)、降圧丸(こうあつがん)、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
2.肝腎陰虚型(かんじんいんきょがた)
・・・杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)+降圧丸(こうあつがん)
3.気滞血?型(きたいけつおがた)
・・・冠元顆粒(かんげんかりゅう)、血府逐?丸(けっぷちくおがん)、通導散(つうどうさん)
4.痰?互阻型(たんおごそがた)
・・・大柴胡湯(だいさいことう)、防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)+冠元顆粒又は血府逐?丸

 

ともかく、脳血管疾患や心臓疾患は予防が大切ですので、心配な型は私共にご相談ください。

 

それでは良いお年を、お元気で越年ください。

 

店主(北京中医薬大学日本校卒業)

 

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1月を健康で過ごすには

2012/01/01

 

2012年1月        

ついに平成24年の幕が明けました。
皆様、明けましておめでとうございます。

今年はどんな年となるのでしょうか?
今年こそ人々の安全と平和を祈らずにはいられません。
本年も何卒宜しくお願い申しあげます。

 

さて、年が明けるとどのようなことに注意すべきなのでしょうか。
それは年末年始で荒れた胃腸の修復です。

 

年末年始はどうしても食べ過ぎ・飲み過ぎの機会が増え、胃腸を酷使するからです。年末年始の食べ過ぎに良いのは晶三仙(しょうさんせん)という漢方ハーブです。晶三仙は穀類の消化を助ける神麹(しんぎく)、麺類の消化を助ける麦芽(ばくが)、肉類の消化を助けるサンザシなどが含まれており、年末年始の食べ過ぎにはおすすめの漢方ハーブ(健康食品)です。

 

また、飲み過ぎにはイスクラ温胆湯(うんたんとう)あたりが良いでしょう。酒は漢方的には湿邪(しつじゃ)・熱邪(ねつじゃ)を作るので、これら湿邪・熱邪を除去する方剤が良いのです。

 

このように過ぎた症状に適切な漢方薬を使って体を整えていき、健康保持を図っていくことも予防という観点からみればとても大切な事です。

尚、湿熱邪の判定には舌をみてください。舌に白膩苔(はくじたい)または黄膩苔(おうじたい)という苔がのっていれば、胃腸に湿邪熱邪という邪気が停滞している証となるからです。

 

次に寒い時期に気をつけなければならない疾患として、脳血管疾患心疾患などの循環器系の疾患があげられます。

循環器疾患は夏にも起こりやすいのですが、特に寒い冬場に多くなります。寒いと血管が収縮し、血液が粘りやすく、固まりやすくなるからです。

東洋医学とりわけ中国医学の立場からいうと、これらの疾患はオ血(おけつ:血行不良)との関係が深いと考えられ、その治療には活血化オ(かっけつかお:ドロドロ血液をサラサラにする)という方法が用いられます。

 

脳血管疾患心疾患の改善に効果を発揮する活血化オ薬にはどのようなものがあるでしょう。

イスクラ温胆湯と同じく中成薬に冠元顆粒(かんげんかりゅう)があります。

 

冠元顆粒の主剤である丹参は、紫蘇科の植物で活血の働きとともに養血の働きもあるので、中国では古来より珍重されてきたものです。

冠元顆粒はこの丹参に同じく活血薬である赤芍、川キュウ、紅花などを配合し、血を推動する理気薬である木香、香附子を加えたもので、中国ではその原方である『冠心二号方』として内服剤、注射剤として多いに使われているものです。

 

冠元顆粒は薬理学的には、血液量を増加し、血液の粘度を下げ、脳動脈や冠状動脈を拡張させる作用があるということですから、循環器系疾患の治療や予防に多いに使ってみるべきでしょう。

 

それでは24年をハツラツと送れるよう、まず健康でスタートしていきましょう。

 

店主(北京中医薬大学日本校卒業)

 

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