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熱中症の漢方的対応

2013/08/05

 

2013年8月        

7月後半から8月旧盆頃までは夏真っ盛りです。
暑い夏の心配は熱中症に罹る事です。最近は夏でなくても熱中症に罹る人がおりますが、圧倒的に多いのはやはり暑い夏です。

という事で、今回は熱中症の漢方的対応について書いていきたいと思います。

 

まず、最初に熱中症とはどの様な身体症状を起こす疾患なのか、という事ですが、体温の上昇により体内の水分や塩分が低下し、脳への血流も不足してその機能まで低下してしまう状態です。

又、炎天下だけでなく、直接日光にあたらない室内や車内、更には職場内でも起こりうるものです。

そして、体液が不足している高齢者や代謝が盛んな乳幼児、下痢や発熱中の人も熱中症に罹りやすいので、夏は注意が必要です。

という事で、次に漢方的には熱中症をどの様に考えているのか、に移っていきましょう。

 

まず、夏と臓腑の関係ですが、漢方医学では夏と心臓は関係があり、更にまたとも関係があると考えています。
これは『五行説』という漢方独自の考え方なのですが、病気の原因、病態を理解するうえで欠かせない考え方です。

この五行説から熱中症を考えると、熱中症は、「」の邪気(人体を損なう気)に人体が中(あ)てられ、心臓が異常変調を起こした病態、また、暑邪によりをかき過ぎた事により心機能が消耗し、身体が異常事態を起こした病態といえるのでは、と思います。

ですから、人体は一種のサウナの中状態となり、体液は減少し、熱がこもった状態となり、心臓と脳がダメージを受け、意識がもうろうとしてくるのです。

それでは熱中症を漢方的にはどの様に対応するのか、次に記してみましょう。

 

熱中症を漢方的に考えると、熱による急激な体温の上昇により、様々な症状を起こす暑熱証という場合と、大量の発汗による水分とエネルギーの消耗の気陰両虚証という場合に分けて対応致します。

 

岡田厚生堂薬局  暑熱証
炎天下の外出で、急激に身体に熱がこもると、体温が上昇し中枢機能に影響し、ぐったりとして、重症の場合には意識障害なども起こります。その様な時には適切な処置を行うと共に、身体の熱を冷まし清熱解毒に働く五涼華(ごりょうか)がオススメです。心配な方へは、真夏の外出の前後にぜひ飲んでおいて頂きたい、オリエンタルハーブティーです。

岡田厚生堂薬局  気陰両虚証
大量の発汗による脱水では、身体に必要な水分だけでなく、気(エネルギー)までも失われてしまうため、疲労倦怠感、動悸、息切れ、口渇、めまい、などが表れます。
この場合には、身体に必要な水分を生み出し、必要以上の発汗を抑え、益気養陰(えっきよういん)に働く麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)清暑益気湯(せいしょえっきとう)などが効果的です。

 

その他、暑熱侵入へは、白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)黄連解毒湯(おうれんげどくとう)を、暑湿侵入へは、香蘇散(こうそさん)胃苓湯(いれいとう)勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)が、熱中症の状態に応じて使用する漢方薬となります。

 

そして最後にお伝えしたい事は、熱中症に罹らないコツは、夏の間は滋養強壮剤『レオピンファイブネオ』または人参牛黄(にんじんごおう)などを服用し、外出時には人参牛黄(にんじんごおう)などの牛黄製剤を携帯し、いざという時に即服用することです。

 

それでは今月はこの辺で。
暑い夏くれぐれもお体ご自愛ください  岡田厚生堂薬局

 

店主(北京中医薬大学日本校卒業)

 

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暑さに負けない身体作り

2013/06/14

 

毎年、だんだんつらく感じる夏の暑さ・・・
日の最高気温が25℃に達すれば夏日、30℃に達すれば真夏日、更に35℃に達すると猛暑日と報道されます。今年は6月から夏日、真夏日を記録しています。9月の残暑が終わるまで、熱中症にならないように、暑さに負けない身体作り、今から始めてみませんか?

 

岡田厚生堂薬局  目指せ2週間後!!暑さに負けない身体になる!!

暑さに負けない身体作り
人間は発汗によって体温調節を行いますが、主に熱くなった身体を冷却するために発汗します。

汗をかいて体温を調節したり、血液量を増加させたり、心拍数を減少させたりして、暑さに適応できるようになること(環境適応力)を暑熱順化といいますが、この暑さに対応する暑熱順化は、気候の変化より少し遅めに起こります。

気温がじわじわとステップアップして上がってくれれば良いのですが、日本の梅雨から夏にかけては、気温差が激しい日が続きます。

そこで、日ごろから汗をかける身体にしておくことが大切です。
汗をかく、という習慣を身につけていれば、夏の暑さに負けない身体になり、夏バテや熱中症にもかかりにくくなるというわけです。

暑熱順化は日常的な運動によっても得ることができます。運動の種類や時間などによって異なりますが、おおよそ2週間程度で完成するといわれています。2週間後を目指して、暑さに負けない身体を作っていきましょう!

岡田厚生堂薬局  早足でのウォーキングなど、汗ばむ運動を一日30分、週5日行う!

高齢の方は・・・

岡田厚生堂薬局  早歩き3分+休み3分、これを一日5回、週5日行う!

また、汗は血液中の水分と塩分から作られます。
血液の質を上げて、血量を増やし、血管を丈夫にしておくことが大切です。

 

岡田厚生堂薬局  血液の質を上げて、血量を増やし、血管を強くしよう!

血液の流れが滞っている状態を、中医学では?血(おけつ)といいます。
汗をかくことで、血液中の水分量が減り、濃くなって流れが悪くなりドロドロになると、血栓ができやすくなったり、血管がつまりやすくなったりします。

こうした?血(おけつ)の状態を改善することを、活血化?(かっけつかお)といい、主に丹参(たんじん)という生薬が用いられます。丹参(たんじん)は、血液の流れを改善するだけでなく、血管をやわらかく丈夫にしてくれ、血圧を調整してくれる生薬です。

また、質の良い血液を増やすことを中医学では養血(ようけつ)といい、代表的な生薬が当帰(とうき)です。

良い血を養い、血液をスムーズに流し、血管を丈夫にして、夏のリスクを軽減しましょう!

暑さに負けない身体作り

 

岡田厚生堂薬局  心・腎の機能をチェック!!

肥満の方、高齢の方や小児だけでなく、心肺機能や腎機能が低下している方や、自律神経が不安定な方が熱中症にかかりやすいといわれています。

心や腎の機能、自律神経の乱れの不安のある方は一度ご相談にいらしてください。適切なケアをして、ウィークポイントを解決しておくことも、夏を元気に過ごすポイントです 岡田厚生堂薬局

 

岡田厚生堂薬局  夏バテ&熱中症の予防ポイント

岡田厚生堂薬局  汗をよく吸う、ゆったりめの衣服で過ごそう!

岡田厚生堂薬局  日傘・帽子・UVカット素材を活用し、直射日光を避けよう!

岡田厚生堂薬局  夏野菜や旬の果物で上手に水分補給をしよう!

岡田厚生堂薬局  外と室内の気温差に注意しよう!
(※無理なく適応できる温度差は7℃、外気と室内の温度差を7℃以内に抑えられるようにしよう!)

岡田厚生堂薬局  エアコンの多用を避け、適度に汗をかこう!

岡田厚生堂薬局  お酒をたくさん飲んだ翌日や下痢の時、あまり飲食していない時は特に注意しよう!
(※脱水状態になっている可能性が高いので、しっかり休んでから活動しよう!)

 

準備万端!!元気で楽しい夏を迎えましょう 岡田厚生堂薬局

 

※ひとりひとりの体質や症状によって、おすすめの漢方薬が異なります。
貴方に一番ベストな漢方薬をチョイスする為にも、服用の際は岡田厚生堂薬局にお気軽にご相談ください!  岡田厚生堂薬局

 

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