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花粉症の漢方的対応

2014/01/11

 

2014年1月        

新年、明けましておめでとうございます。
御家族皆様の御健康、御多幸を心よりお祈り申し上げます。

 

さて今年はどんな年となるのでしょうか。
ここ数年の社会の流れを見ると、平和で安心して暮らせる年となるよう祈らずにはいられません。

それとやはり健康です。
家族が健康で明るい家庭には悪い事が起こりにくい気がします。是非今年も健康に留意し、意義ある人生を歩んでください。

と、いうことで、今回の「よもやま話」は2月頃から始まる花粉症に先駆け花粉症の漢方的対応につき記してみたいと思います。

 

岡田厚生堂薬局  花粉症の漢方的対応

花粉症、及びアレルギー性疾患は、近年急速に罹る人が多くなってきた疾患で、典型的な現代病といえるでしょう。

その原因としては花粉、ハウスダストなどの外的要因もさることながら、食生活の変化、ストレスなど内的要因が大きく関わっていると思われます。

特に冷蔵庫の普及に伴う冷たいものの過剰摂取、そして水分を多く摂ることが健康をつくる、と誤った情報の氾濫、更にはスイーツなどの甘味、脂肪分の過剰摂取などがアレルギー体質をつくる大きな原因と考えざるを得ません。

従って、アレルギー体質を改善しようと思うならまずそれ等食生活の誤りを正すこと、その上で漢方薬を服用することです。

 

花粉症の漢方対応は、鼻や目に起こる諸症状を改善する標治法と、諸症状を起こす原因(正気の弱り)を改善する本治法という、2つの対応を並行して行います。

何故なら、症状が一度良くなっても原因が改善されていなければ、すぐに再発するからです。

 

一般的に日本人は正気(免疫力・抵抗力)が弱い、あるいは冷たいもの、水分の摂りすぎにより正気が弱っている、と言われます。
漢方医学(中医学)には「正気(防衛力)が体の中に十分あれば、外部の邪は体の中には入らない」という考えがあり、正気の存在を特に重視しています。

正気が弱ると、気候や気象の変化に応じられず、邪気(花粉など)が侵入しやすくなるからです。

 

そしてその為、本治として脾虚(ひきょ)、肺腎両虚(はいじんりょうきょ)を改善する漢方薬を、又、標治としては症状を改善する漢方薬を使いますが、詳しくは私共によくご相談ください。

という事で、最後に花粉症・アレルギー性鼻炎の本治、標治に於けるよく使われる漢方的対応を記しておきますので参考にしてみてください。

 

店主(北京中医薬大学日本校卒業)

 

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  分類 主な症状 漢方薬
標治 風邪
侵入
目がかゆい、目の充血、風熱邪の侵入したときは口渇する 小青竜湯(しょうせいりゅうとう)葛根湯加川キュウ辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)蒼耳子散(そうじしさん)など

本治 肺気虚 息切れ、風邪をひきやすい、汗をよくかく、咳、顔が白っぽい

衛益顆粒(えいえきかりゅう)キヨーレオピンなど
脾気虚 食欲不振、腹部脹満、軟便、疲労、無力感

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)健胃顆粒(けんいかりゅう)レオピンファイブなど
腎虚 足腰が冷えて痛む、息切れ、健忘、手足の冷え、耳鳴り

八味地黄丸(はちみじおうがん)レオピンロイヤルなど

 

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正気を高めて【花粉症】に対応

2012/03/01

 

2012年3月        

平成24年が明けて早くも3月を迎えました。

暖かい日が多くなり、人々の心も浮き浮きしだす頃ですが、春一番に代表されるように春は強い風が吹くことが難点です。

そこで多くなるのが「花粉症」の人たちです。

鼻がムズムズ、目が痒い、くしゃみが頻発する。はたで見ていても気の毒な程つらい症状を出されています。

 

花粉症の症状に対し、一般的には抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤などで対処するのですが、両薬とも対症療法薬で、花粉症を根治させるものではありません。

 

そこで対症療法ではなしに、根治療法あるいは根治療法に近いものはないか、ということになりますが、中国医学にはあるのです。
否あるというより中国漢方医学は根治療法を主とした医学なのです。

 

中国医学に本治(ほんち)という考え方があります。この「よもやま話」で、すでにご紹介している考え方ですが本治(ほんち)とはまさしく「病気の本」を治すということで花粉症の場合ですと「花粉症を起こす体質」を治すといったら良いでしょう。

 

花粉症を起こしやすい体質とは中国医学独特の物差しで、肺虚(はいきょ)、脾虚(ひきょ)、腎虚(じんきょ)といった内臓の機能的弱りを指します。

花粉症はこの内臓の虚に乗じて「花粉」という外邪に犯され、発症するのです。 従ってこれら内臓の虚という免疫力の低下がなければ花粉症は起こらないか、起こりにくいということになります。

 

一方これら内臓の虚はどうして起こるのかというと、体に備わる「正気(せいき)」という根源的なエネルギーの低下により起こってくるのです。 ですから正気が旺盛であれば外部からの邪気に負けることは無いのです。つまり花粉症は発症しないのです。

 

逆にいえば花粉症の予防は体が持つ正気をいかに高めることができるか、ということに尽きる訳です。

 

ということで、次に「正気を高める」にはどのような方法があるか、について記したいと思いますが、その前に最近の食生活の誤りにちょっと触れてみましょう。

 

花粉症にかかりやすい体質として、まず消化器系が弱い体質があげられます。消化器系が弱いと食物から正気(気・血・津液・精のトータルな働き)がつくられないのです。

この正気が内臓の働きを養うことになりますので、強い内臓をつくるには正気をつくるのに良い食物を取ることがまず第一前提となります。しかし、現代には正気をつくるのに悪い食物ばかりとっているのです。

 

一例をあげれば
【1】  冷たいもののオンパレード
【2】  水分のとりすぎ
【3】  糖分のとりすぎ
【4】  高脂肪・乳製品
などです。

 

これらはみな消化器系である脾を傷める食物です。

加えて現代人は食物をあまり噛まないで流し込んで食べるという悪癖があります。これらも脾胃の機能を損ねるもととなっていると思われるのです。

 

そこでこれら弱くなっている正気を高めるにはどのような方法があるか、ということですが、まず食生活の改善です。脾胃の機能を低下させるものを避け、機能を向上させるものをとる、ということです。

脾胃の機能を低下させるものは今まで指摘したとおりで、反対に向上させるものは、食物というより積極的に滋養強壮薬キヨーレオピン・レオピンファイブそしてレオピンロイヤルなどが適切でしょう。

 

また漢方薬では補脾(ほひ)作用、益気健脾(えっきけんぴ)作用のある補中益気湯(ほちゅうえっきとう)、香砂六君子湯(こうしゃりっくんしとう)、参苓白朮散(じんれいびゃくじゅつさん)などが良いでしょう。

 

そしてもうひとつ、外邪(風邪・花粉)を皮膚・粘膜を強めシャットアウトする衛益顆粒(えいえきかりゅう)も根治療法(衛気の強化)のひとつとして忘れてはならない漢方薬です。

 

いずれにしても漢方古典でいう「正気が体の中にあれば外部の邪は体内に入れない」という教えのとおり、花粉症、アレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患の治療では、正気を高める「本治」が最も重要となってくるのです。

そしてその本治の重要性を知ったうえで標治(ひょうち:局所治療)を併用していけば、より良い治療が構築できるでしょう。

 

それでは今回はこの辺で。

 

店主(北京中医薬大学日本校卒業)

 

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花粉症

2012/01/31

 

スギやヒノキ、ブタクサなどの植物の花粉が鼻や目などの粘膜に接触したとき、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ・充血といったアレルギー症状を起こすことを花粉症といいます。
枯草熱(かれくさねつ)とも呼ばれています。

サラサラの水っぽい鼻水や目のかゆみが特徴で、屋外のほうが花粉が多いので症状が強くなる傾向にあります。(遅発相といって6~10時間後に症状が起こる場合もある)

 

 

岡田厚生堂薬局  花粉の飛散時期

アレルゲンとなる花粉の原因植物には、スギ・ヒノキ・イネ・シラカンバ・ブタクサ・ヨモギ・カナムグラなどがあります。実は花粉は一年中飛散しています。日本が欧米に比べてブタクサ花粉症の方が少ないのは、ブタクサは草丈も低く飛散距離が短いからといわれています。

 

花粉の飛散時期

 

「もしかして花粉症?」と思ったらアレルギー検査(皮内テストや鼻汁中好酸球数検査など)などを受ければ、自分がどの植物の花粉症なのかがわかります。

 

 

岡田厚生堂薬局  花粉症は治せる?

現代医学では花粉症を治すというより、花粉症の症状を緩和し、花粉飛散時期をやり過ごす、という方法が一般的です。

ですので、花粉を寄せ付けない、取り込まない、ということも必要になり、次第に過敏になり、神経的にまいってしまう方も多くいらっしゃいます。

鼻水・鼻づまり・目のかゆみといった症状が、イライラ・精神不安定・不眠といった二次的な症状につながることも多く、ですから花粉症とは決別したほうが良いでしょう。

 

 

岡田厚生堂薬局

そもそも花粉症は、花粉を体に害のある敵とみなし排除しようとして、鼻水やくしゃみ、涙で洗い流そうとする免疫システムの発動です。

花粉を敵とみなすかどうか、どのくらいの敵とみなすかどうか、その差が花粉症の症状の程度に表れます。つまり「絶対に体内に侵入させない!」気持ちが強いほど花粉症の症状も重症化するということです。

中医学で考えると、これは免疫システムの崩壊です。

 

 

岡田厚生堂薬局  衛気(えき)のお話

中医学では、からだを構成する気・血・津液(き・けつ・しんえき)のバランスが崩れることにより病気になる、と考えます。

このうちには、元気・衛気(えき)・営気(えいき)・宗気(そうき)といった種類があり、それぞれの役割が決まっています。体表部をめぐり、からだを外邪から守る役割を担っている気は衛気(えき)です。

つまり免疫システムの崩れは、衛気(えき)の低下によるものです。衛気(えき)を強化し、からだのバランスを整えることで免疫システムを正常化すればよいというわけです。

 

 

岡田厚生堂薬局  衛気(えき)を低下させる生活習慣

岡田厚生堂薬局  暴飲・暴食・過食・偏食
岡田厚生堂薬局  ファーストフード、コンビニ食、レトルト食品、冷凍食品の摂取量が多い
岡田厚生堂薬局  冷暖房のきいた部屋に長時間いる
岡田厚生堂薬局  職場や家庭でのストレスが多い
岡田厚生堂薬局  がまんすることが多い
岡田厚生堂薬局  0時以降に就寝、または睡眠不足を感じている
岡田厚生堂薬局  寝すぎ、または朝8時以降に起きる
岡田厚生堂薬局  旬の野菜・果物をあまり摂らない
岡田厚生堂薬局  お酒、たばこ、香辛料のとりすぎ

 

 

岡田厚生堂薬局  衛気(えき)を高める玉屏風散(ぎょくへいふうさん)

岡田厚生堂薬局

玉屏風散(ぎょくへいふうさん)とは、良いものは通し悪いものは通さない屏風(びょうぶ)のような、という意味です。玉は「貴重なもの」という意味です。

岡田厚生堂薬局では、玉屏風散の処方で、イスクラ衛益顆粒(えいえきかりゅう)を用意してございます。イスクラ衛益顆粒は、オウギ・ビャクジュツ・ボウフウという植物性生薬が一番バランスの良い比率(3:1:1)で構成されています。

岡田厚生堂薬局

何らかの原因で崩れてしまった免疫バランスを整えるのに、最もおすすめの漢方薬です。

中医学(中国漢方)の専門スタッフが、一人一人にあった漢方薬をご案内致します!
何でもお気軽にご相談ください!

 

 

岡田厚生堂薬局  風熱タイプと風寒タイプ

花粉症には、風熱タイプと風寒タイプの2タイプがあります。

花粉症、風熱タイプ 岡田厚生堂薬局  鼻水が粘っこい
岡田厚生堂薬局  よく鼻がつまる
岡田厚生堂薬局  のどが痛い、痒い
岡田厚生堂薬局  皮ふ表面や内側に痒みを感じる
岡田厚生堂薬局  目が充血している
岡田厚生堂薬局  のどが渇きやすい

花粉症、風熱タイプ フジビトール
鼻淵丸(びえんがん)
天津感冒片(てんしんかんぼうへん)

目の充血・かゆみには
香菊花(しゃんきくか)
杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)

肝系の炎症に
竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)
瀉火利湿顆粒(しゃかりしつかりゅう)

など

 

 

花粉症、風寒タイプ 岡田厚生堂薬局  無色透明の鼻水で量が多い
岡田厚生堂薬局  寒気、悪寒がする
岡田厚生堂薬局  のどの痛みがない
岡田厚生堂薬局  目の充血はない
岡田厚生堂薬局  くしゃみが多い
岡田厚生堂薬局  冷え症で元気がない
花粉症、風寒タイプ 小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
葛根湯(かっこんとう)
葛根湯加辛夷川キュウ(かっこんとうかしんいせんきゅう)

目の赤みがあまりない
苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)

など

 

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免疫力低下にご注意

2011/12/01

 

2011年12月        

今年も早くも12月を迎えました。

今年は3月に東日本大震災が起こり、続いて原発事故が起きるという百年に一度という災害に見舞われた年でした。被災された方々へは謹んでお見舞い申し上げるとともに一日も早い復興を心よりお祈りしております。

 

12月は、私たち健康に携わっている者からしても病気が多く発生する時期です。風邪・インフルエンザの流行にはじまり、飲みすぎ・食べ過ぎによる胃腸障害、また脳血管疾患、心疾患といった循環器疾患が出やすくなります。

 

今月は病気の共通原因である「免疫力」についてお話してまいりたいと思います。

 

「免疫力」とは読んで字の如く「疫を免(まぬが)れるチカラ」、つまり細菌やウイルス、癌細胞(細胞のコピーミス)などの人体にとって不要なものを排除する力なのです。

 

私たちは通常病気にかかると、病気を治してくれるのは「薬」であり医者であると考えます。しかしそれは錯覚で、病気を治してくれるのは本当はその人の持つ自然治癒力であり、免疫力なのです。「薬」は病気を治すものではなく、症状を抑え、そして症状を取るだけのものです。

 

ここでこれら人間が持つ免疫力の更なる理解の為『ニンニクの免疫力(松村紀高著)』を紹介することとしましょう。

 

では「風邪薬は何に効くのか」というと、熱を下げたり喉の炎症を抑えたり頭痛を解消したり、といった風邪の諸症状を軽減緩和する。対症療法には役立っても風邪そのものには効かない。

風邪を治すのは基本的には人間がウイルスに対抗できるものとして持っている自然治癒力しかない。風邪を引き易いということは、免疫力、さらには生命力が衰えていることの証でもあり、風邪は万病のもとというのは、免疫力、更には生命力が衰えれば、あらゆる病気にかかっても不思議ではないからだ。

風邪同様、生活習慣病は免疫力、自然治癒力で治すしかない。それは病気の中で最もやっかいで死亡率トップのガンの場合でも変わりがない。

ガン化しようとする細胞を運転中の自動車に例えると、ガン遺伝子はアクセル、ガン抑制遺伝子はブレーキにあたる。つまりガン細胞の力が抑制可能であれば問題はないのだが、ブレーキが利かなかったり故障していたりすると、ガン化を止めることはできない。

その意味では、ガンは内なる敵であり結局のところ免疫力あるいは自然治癒力の不足によって起こってくる。

[ニンニクの免疫力:松村紀高著(光文社)より引用]

 

いかがでしょう。
病気は何が治すのか、がよくおわかりいただけたのではないでしょうか。

 

12月は一年の疲れが出る時期であり、また何かと忙しく免疫力を低下させる時期です。免疫力・自然治癒力を低下させないよう熟成ニンニクを主剤としたキヨーレオピン・レオピンファイブ・レオピンロイヤルなどを飲んで病気を予防しましょう!

 

また12月は風邪・インフルエンザ、飲みすぎ・食べ過ぎによる胃腸障害、脳卒中、心疾患などの血管障害が多発する時期です。 何事によらず私どもへお気軽に相談にいらしてください。

 

店主(北京中医薬大学日本校卒業)

 

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花粉症・アレルギー性鼻炎の漢方的対応

2011/02/05

 

2011年2月        

寒かった1月が過ぎ、2月となりました。

2月は暦の上では立春を迎えますが、まだまだ寒い日が多く季節性インフルエンザの流行なども予想されますので、免疫力を低下させないよう、しっかりと健康管理を致しましょう。

また今年は花粉の大量飛散が予測されております。花粉症をおもちの方も、そうでない方も防御対策をとられておく必要があるでしょう。

 

花粉症を含むアレルギー性鼻炎は、気管支喘息などと同じようにアレルギー疾患のひとつで、花粉やダニ・ホコリなどがアレルゲンとなってくしゃみ、鼻水、鼻づまりといった症状を起こすI型(即時性)アレルギー疾患の代表です。

アレルギー疾患は症状だけを抑える治療を行っても、根本的な体質が変わらない限り根治できません。

そこで中医学(漢方)では今現在の症状に対処する標治(ひょうち)」と、もともとの原因に対処する本治(ほんち)」を併用します。

 

まず標治は、多量の鼻水、鼻づまりなど水分代謝の異常が主症状となる「表寒証(ひょうかんしょう)」、と、表寒証の症状がひどくなり、鼻水・痰などの分泌物が粘っこく着色し、鼻や咽の奥あるいは目の粘膜が赤く腫れあがる「表熱証(ひょうねつしょう)」に分けて対応を考えます。

 

本治は、アレルギー性鼻炎及び花粉症を起こしやすい体質として、胃腸が弱く食欲が細い下痢しやすい脾虚証(ひきょしょう)タイプと、免疫力、体の防衛力が弱っている肺(呼吸器系)と腎(免疫系)の虚証タイプに分けて対応していきます。

 

中医学(漢方)の良いところは、抗ヒスタミン剤・抗コリン剤などの「眠くなる」「喉が渇く」といった副作用が無く、また現在の症状に対応すると同時に根本的な問題にも対応していく、といった長所があります。

 

このように、アレルギー性鼻炎・花粉症の漢方的対応は、標治と根治の同治を行っていくので、症状がとれていくに従って、いつの間にかアレルギーを起こす体質が改善されたということも多々あります(もちろん症状がある程度改善されましたら標治薬は不必要となります)。

 

ですので、今現在の症状に対応することが目的ではなく「根本的な対応が目的」の方や「眠くなって困る」「喉が渇くのが不快」といった方はぜひ当店にご相談ください。

 

鼻炎に方々にオススメの食養生をはじめとした日常的な養生法や、アレルギー性鼻炎の方にオススメの穴(ツボ)の刺激の仕方などもご指導いたします。まずはお問い合わせください。

 

下表は花粉症・アレルギー性鼻炎のタイプ別の対応例です。ご参考ください。

 

●アレルギー性鼻炎の標治(症状対応)●
証型 主な症状 漢方薬
表寒証
カゼの初期寒証
くしゃみ、鼻づまり、水っぽく無色透明の鼻水と痰

小青竜湯
葛根湯加川きゅう辛夷

表熱証
カゼの初期・中期の熱証
鼻水・痰の色が白濁あるいは黄・褐色に着色し、粘ってくる、鼻・咽が赤く腫れる

蒼耳子散(そうじしさん)
銀翹散(ぎんぎょうさん)

 

 
●アレルギー性鼻炎の本治(根本的対応)●
証型 主な症状 漢方薬
脾虚証 胃腸が弱い、食欲が細い、下痢をする、肥れない

補中益気湯
六君子湯

肺腎両虚証 肺と腎の働きが両方とも虚弱

麦味地黄丸

 

(参考:疾患別漢方エキス製剤の運用)

 

アレルギー疾患の根本対策として上記漢方薬の他「滋養強壮剤キヨーレオピン+カルシウム剤」の併用が効果をあげており、皆様に大変喜ばれております。 是非ご相談ください。

それでは、今回はこの辺で。

 

店主(北京中医薬大学日本校卒業)

 

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