今すぐ妊娠したい!ゆくゆく妊娠したい!
と思っている既婚女性の「これって○なの?×なの?」と、気になる点についてご紹介します。
よもぎ蒸しパッドや韓国エステのよもぎ蒸しは妊活に良いの?
よもぎ蒸しが冷え性にいい!妊活にいい!と、流行っているようですね。
言えることは『慎重に使いましょう』です。
よもぎ蒸しを使う箇所は、尿道や肛門の近くにある、デリケートな部分であるということを忘れないでおきましょう。
生理中、紙ナプキンでかゆくなったり、かぶれたりした経験のある方もいると思います。もちろん、使い方にもよるのでしょうが、もともとデリケートで雑菌の繁殖しやすいところ、今は布ナプキンも見直されている時代です。
よもぎや発熱成分、直接お肌にあたる成分をしっかりとチェックをして、長時間の使用を避け(雑菌が繁殖してしまったり低温やけどする方が多い)、納得してから使うと良いと思います。
尚、下腹部や腰やおしりを温めること自体は、妊活には良いことです。
ただ温める方法としては、衣服で調整する、同時に「冷えない体を内側から作る」が、中医学の基本です。
お酒はどのくらい飲んでいいの?
酒は百薬の長、といいますが、これは一時的に気血のめぐりを良くするからです。気血のめぐりを良くするなら他にも方法があります。どうしても飲みたいのなら、コップ1杯(100ml)また、週に1回か2回くらいが良いでしょう。
厚生労働省の一般的なガイドラインは一日平均純アルコール20g=ワイングラス1杯180ml、ビール中ビン1本500ml、日本酒1合180mlです(不妊症の方へのガイドラインではありません)。スウェーデンやアメリカでは飲酒が妊娠に与える影響の研究がされていますが、明確に飲酒が不妊症の一因になるという結果には至っていませんし、適量も定まらない結果となっています。
『一日にここまでだったら飲んでもいいよ』と許容されている量はなく、あくまで目安なので、飲まなくても良いし、また本来は毎日飲むものではありませんね。
もし、お酒でストレスを解消しているのなら、他のストレス解消方法をすぐに見つけましょう。妊娠中はおなかの赤ちゃんにダイレクトに影響する為、お酒は飲まないほうが良いです。
虫歯の治療は妊活中に終わらせたほうが良い?
虫歯の治療は早めに終わらせておいたほうが良いでしょう。
妊娠中は使えない薬がでてきたり、麻酔などへの配慮も必要になってきます。
また、産後は育児で自分自身へのケアに手が届かなくなりますので、歯科治療は早め早めに済ませておくと安心です。
ダイエットは妊活に影響する?
ダイエットの方法によって、良い影響、悪い影響、がありますね。
妊娠を望んでいる方で、肥満が不妊症の一因と疑われる方へは適正なダイエットが必要ですし、赤ちゃんが産まれたあとには長い人生が待っていますので生活習慣病予防の観点からも肥満は解消しておいたほうが良いです。
ただ、ダイエットによって栄養失調になったり、ストレスを増やしてしまったりでは妊活へ与える影響は「悪いもの」になりますね。妊活に良い影響を与えるダイエット方法を見つけて、バランスの良い心身を作っていきたいですね。
中医学では、ひとりひとりの体質にあった方法がありますので、あなたに最善のダイエット方法のご提案ができると思います。是非ご相談にいらしてください。
「バランスを整える」とよく聞きますが、ピンときません。結局どうすればバランスが整うのですか?手っ取り早く「バランスを整える方法」を教えてください。
中医学では、不妊症という現象に対して、原因がある、と考えます。
その原因が「バランスを崩しているところ」なので、まず最初に「不妊症の原因」を探すところから始めます。そしてその「不妊症の原因」は一人ひとり違います。原因が違うので、対処方法も一人ひとり違います。
ですので、ここでは全般的に推奨するバランスを整える方法を挙げておきます。
体を動かしましょう
人間も、動く物です。自動車やエレベーター、エスカレーターなど便利な社会になりましたが、積極的に動いて、気・血・津液のめぐりを良くしましょう。
また、筋力がつくことで基礎体温が上がり、代謝も良くなり、免疫力も上がり、ホルモンの分泌や自律神経のバランスも整います。
激しい運動は逆効果になることもありますので、毎日の生活のなかで手間暇を惜しまずに動くこと、ウォーキングやヨガなど楽しみながらできる運動をすると良いでしょう。
腹八分で規則正しい食生活を
食べものは無駄なところがないといいます。
以前の日本人は、暮らしている土地で摂れる食べものを余すところなく食べて暮らしていました。今はどうでしょうか。
世界各国からの食べものが便利に手に入るようになり、また外食やお惣菜、冷凍食品など、手軽に食べられるようになって、食べ物の旬もわからなくなっています。
加えてデスクワークが増え、体を動かしていないのに、高カロリーで栄養バランスの偏った食生活をしている方が多くいらっしゃいます。食事は生命活動の根源です。食事の質も、食事の時間も、大切にしていきたいですね。
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