赤ちゃんを育む場所はどこでしょうか・・・?
そう、子宮です。
貴方のおなかは温かいですか?
触ってみましょう。
赤ちゃんが育まれるベッド=子宮、子宮は冷えを嫌います。
子宮を冷えから守り、ふかふか柔らかくあったかいベッドを作ってあげましょう。
子宮が冷えているとこんな症状が・・・
顔色が悪い
貧血、立ちくらみがある
肩こりがある
手足がむくみやすい
寝つき、寝起きが悪い
お肌のトラブルが多い
頭痛がある
重い生理痛
PMS(月経前症候群)がある
子宮が冷える原因
子宮が冷える原因はひとりひとり違いますが、運動不足、極端なダイエット、栄養の偏り、自律神経の乱れ、加齢によるものなどが挙げられます。
子宮が冷えている状態を中医学では主に血虚(けっきょ:血が足りない)、おけつ(血の流れが滞っている)、腎虚(腎の機能低下)の状態と考えます。子宮の冷えの場合、血虚・おけつ・腎虚はそれぞれ単独というより複合的に関係していることが多く、ひとりひとりの状態に合わせて対応していきます。
血虚(けっきょ:血が足りない)
血虚の方は、髪の毛が細くて抜けやすい、唇や爪が白っぽい、めまい・動悸・立ちくらみがある、睡眠が浅い、生理の量が少ない、といった症状が表れやすいです。
血が足りない状態ですので、しっかり養血していきましょう。おすすめの食べものは、地鶏・レバー・なつめ・大豆製品・人参などです。
単食ダイエットや食事抜きのダイエットは血虚タイプの方へは向きません。
栄養バランスの良い食事を摂り、適度に運動し、夜更かしをしないことが大切です。
★代表的な漢方薬★
イスクラ婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)、イスクラ参茸補血丸(さんじょうほけつがん)など。
おけつ
おけつの方は、顔色が黒っぽい、重い生理痛、生理に血の塊が混じる、頭痛や肩こり、めまい立ちくらみ、あざができやすく治りにくい、しこり、くま、といった症状が表れやすいです。
冷たいものや生もの、油脂分の高いもの、肉類の飲食は控え、腹八分を心がけましょう。
お酒は控え、たばこはやめましょう。血のめぐりを良くする食べ物は、血液の流れに良いのは、イワシ・サバ・アジ・玉ねぎ・らっきょうなどです。
そして、ストレスは血のめぐりを悪くします。
友達とのお買い物、趣味、カラオケ、旅行など、上手に発散させ、溜め込まないようにしましょう。また、帰宅時に一駅歩く、朝散歩する、などよく体を動かして、出来れば毎日続けられる簡単な運動をしましょう。
★代表的な漢方薬★
イスクラ冠元顆粒(かんげんかりゅう)、田七人参茶(でんしちにんじんちゃ)、爽月宝(そうげつほう)など。
腎虚(じんきょ:腎の機能低下)
腎虚の方は、手足や腰が冷える、冷えるとおなかや腰が痛くなる、汗をかきにくい、生理中に腰にだるさや痛みがある、不安感や心配事が尽きない、尿の出が悪い、耳鳴り、といった症状が表れやすいです。
水分の取りすぎや冷たいものの飲食は控えてください。
腎を補う黒米・黒豆・黒ごま・黒きくらげ・ひじきといった黒い色の食べものや、ナッツ類・朝鮮人参・うなぎ・羊肉を積極的に採りましょう。
また、睡眠不足はいけません。
必要な睡眠時間には個人差がありますが、23時には就寝し、6~8時間の十分な睡眠をとるよう心がけてください。
★代表的な漢方薬★
イスクラ双料参茸丸(そうりょうさんじょうがん)、イスクラ参馬補腎丸(じんばほじんがん)、イスクラ至宝三便丸(しほうさんべんがん)など。
子宮の冷えが不妊症の原因に・・・
10代~20代の頃は、おしゃれで薄着をしたり、おなかを出していたり、体の冷えに無頓着でもまだ元気でいられたかも知れません。
ただ、そうしたツケはあとにあとに回ってくることも今では皆さんご存知だと思います。
赤ちゃんを授かり、育むベッド、子宮は、やはり柔らかくふかふかに温かくしておいたほうが良いです。
あなたにピッタリの冷え対策をご案内致します。赤ちゃんを望まれている方、病院の治療と漢方薬を併用するといった方法もあります。詳しくはご来店、ご相談にいらしてください。
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