めまい

めまいがする、頭痛、耳鳴り、肩こり、不眠にも悩まされている。。。

最近、そういったご相談が増えております。

一見、複数の症状に思えるかも知れませんが、多くの場合、原因はストレスによる心身のバランスの乱れに起因しています。

「病院に行っても治らない」「病院に行くのもなぁ」という方もお気軽にご相談にいらしてください。

当店は感染対策はもちろん、予約制でご相談を承っておりますので、お電話でご予約のうえ、ゆっくりお話をお伺い出来ればと思います。

お一人お一人に最善の方法をご提案させて頂ければと思います。

漢方薬の厚生堂

 

漢方薬の厚生堂  めまいはなぜおこる?

人間は主に、目・耳・筋肉・関節・脳でバランスを保っています。目・耳・筋肉・関節といったセンサーで感知した情報を脳へ送り、脳は総合的に判断して全身をコントロールします。

ところが目というセンサーに何らかのトラブルが発生し、目が脳へ送った情報と、耳というセンサーが感知した情報とが違うと、脳が混乱してしまい、身体のバランスを正しくコントロールできなくなってめまいを起こします。また、センサーが全て正しく動作していても、脳にトラブルが発生している場合もやはりバランスをコントロールすることが難しくなってしまい、めまいとなって現れます。

漢方薬の厚生堂

 

 

漢方薬の厚生堂  めまいのタイプ

漢方薬の厚生堂  くらっとするめまい・・・起立性めまい

立ちあがったタイミングや、立っている時に起こるめまい。
目の前が真っ暗になったり、ひどい時はそのまま気絶してしまいます。

これは「起立性低血圧」が主な原因です。人間は横になった状態や座った状態から起立する時に、一時的に血圧が低下します。健康体であれば血圧の変動値も小さく、脳への血量が足りなくなるということはありません。もともと一日のうちでかなり変動する血圧の恒常性を維持する器官は色々ありますが、秒分単位の調整を行っているのは自律神経です。

【起立性低血圧になる要因】
不整脈、心機能不全、動脈硬化
自律神経の不調
加齢による反応力の低下
貧血(血が足りない状態)
産褥期(血をたくさん使う為、血が不足しがちな期)
過食症、拒食症
多量飲酒や糖尿病、アジソン病などによる脱水症
抗うつ薬、マリファナなど薬物(による副作用)

 

漢方薬の厚生堂  ぐるぐる回るめまい・・・回転性めまい

漢方薬の厚生堂実際には身体は動いていないのに、目の前の景色がぐるぐる回っているようなめまい。
仰向けから寝返りを打つとめまいがする、頭を動かすとめまいがする、座った状態で横になるとめまいがする、ひどい時には吐き気や嘔吐があります。

主な原因は良性発作性頭位めまい症です。良性発作性頭位めまい症は耳の「三半規管(平衡感覚をコントロールする器官)」のなかに耳石(じせき)が入り込んでしまった為に起こるめまいです。

耳石は通常、三半規管の隣にある耳石器に乗っていて、三半規管と共に平衡感覚を保つために働いています。何らかの原因でこの耳石が三半規管に入りこんでしまった場合、回転性のめまいを引き起こします。この場合は、耳石をもとの位置に戻してあげる事、もとの位置から離れないように対応することで治ります。

良性発作性頭位めまい症の症状に頭痛や手足のしびれ、ものが二重に見えるといった症状がプラスされるようであれば悪性頭位めまい症の可能性もあります。

悪性頭位めまい症の原因は脳の小脳虫部(下虫)付近の腫瘍や出血、小脳萎縮などであり、めまいと同時に頭痛・吐き気・嘔吐を伴いますので、めまいが起こる姿勢になりたがらないのが特徴です。とても危険な状態といえます。また前庭小脳に傷がついている時も同様の症状がみられることがあります。疑いのある方は、すぐに脳外科、脳神経外科の受診をおすすめします。

 

漢方薬の厚生堂  ふわっとめまい・・・浮動性めまい

まっすぐ歩けない、雲の上を歩いているような感じがする、長時間繰り返して続く、首や肩のこりを伴う事が多い、めまい。

顔面や手足のしびれ、まひ、頭痛などを伴うこともあります。

めまいの症状自体は、起立性めまいや回転性めまいよりも軽いのですが、原因が多岐にわたり特定しにくいことが診断を難しくしています。

【浮動性めまいになる要因】
脳に障害がある
貧血や低血圧
ストレス過多、自立神経の不調
眼精疲労

など。
いずれにしても、今起こっている浮動性めまいだけを考えるのではなく、過去にパニック障害や自律神経失調症と診断された事がないか、起立性低血圧を持っていないか、ストレスフルでないか、眼を酷使していないか、脳に腫瘍や出血、障害が見つかっていないか、などを細かにチェックして総合的に判断し、対応すると良いでしょう。

 

 

漢方薬の厚生堂  中医学で考えるめまい

漢方薬の厚生堂

中医学では、外部から侵入したり体内で生まれた邪(病因物質、オ血)による実証のめまいと、内臓機能の衰え(精・気・血・津液の不足)による虚証のめまいにまず大きく分けられます。次いで、陰液の消耗による「肝陽上亢」タイプ、気血の消耗による「気血虧虚」タイプ、腎陰の不足による「腎精不足」タイプ、脾胃の損傷による「痰濁中阻」タイプと、原因別の4つのタイプに分けて対応していきます。

たかがめまい、されどめまい、です。
めまいの裏側に重大な病気が潜んでいることもあります。ちょっとした心がけですぐに解決するものもあれば、外科手術や漢方薬で元々の原因を解決することが必要な場合もあります。

漢方薬は効き目が遅い、と思われている方もいらっしゃると思いますが、それはちょっと違います。急性の疾患であれば効果は早く漢方薬の服用期間も短く済みます。時間をかけて育ててしまった病因であれば、それなりの時間がかかります。しかしいずれにしても「最終的には近道であった」とおっしゃるお客様も多くいらっしゃいます。また、現代医学との併用ももちろん出来ます。

お気軽にご相談にいらしてください。

 

 

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