「男はいつまでも子どもを授かれる」「不妊は自分には関係ない」
という認識をおもちの方は割と多くいらっしゃいます。
しかし赤ちゃんを望まれているご夫婦で不妊原因を調べてみると、男性50%・女性50%、半々であることがわかってきています。
また、加齢によって妊娠が難しくなることも、女性だけでなく男性も同じです。
閉経のない男性では、自覚しづらいかも知れません。
男性の精巣では一生涯精子がつくられますが、精巣も少しづつ小さくなりますし、精子数、精液量ともに減少し、精子運動率や精子正常形態率、男性ホルモンも低下していきますので、機能低下は避けられません。
また、女性の加齢による流産率より男性の加齢による流産の確率のほうが高いというみかたもあります。
加齢によって子どもを授かりづらくなる、ということは男性にもいえることであることを知っておいて頂ければと思います。
30代から?精子の老化
精子は毎日作られているから、新鮮だから大丈夫、というのは安易な考えかも知れません。
最新の関連研究結果から、加齢に伴い精子の質が低下(DNA損傷精子)し、妊娠しにくくなったり、流産しやすくなる、というのは既に専門家の間では常識となってきています。
ターニングポイントは35歳くらい、といわれています。
中医学、つまり漢方の世界でも実は大体同じ時期を指しています。
生殖系の働きは、腎(じん)ですが、男性は、八の倍数で変化を迎えるので(女性は七の倍数)、ピークは32歳頃、その後は徐々に衰えていく、という考え方は、現代の最新研究結果と符合するのです。
男性不妊、精子の老化を防ぐポイント
妊活中はサウナや長風呂は控えましょう
禁欲は必要ありませんが、節度をもった性生活を
身体をしめつける下着やベルト、衣服はやめましょう
禁煙、節酒をしましょう
ストレスを発散できる方法を作り、時間をとりましょう
過労、睡眠不足に注意しましょう
毎日少しづつでも良いので運動をしましょう
脂っこいもの、生もの、冷たいものの飲食は控えましょう
加齢によって弱くなった腎を補う!
加齢によって弱くなった腎の機能を補う中医学の知恵、補腎(ほじん)は古来より『抗老防衰(こうろうぼうすい)』つまりアンチエイジングとして漢方薬の得意分野のひとつです。
腎のちからが弱い=腎虚(じんきょ)の原因はひとりひとり異なりますので、アンチエイジングの方法もひとりひとり違います。
是非ご夫婦そろって岡田厚生堂薬局までお気軽にご相談ください!
海精宝(かいせいほう)
「海精宝」に配合している魚鰾(ぎょひょう)はニベ科の魚の浮き袋を加工したものです。南米原産のマカは、昼夜の寒暖差が激しく、紫外線の強い標高4000~5000mの環境で育ちます。ヨーロッパ人が南米の高地に移入し、連れてきた馬の繁殖がうまくいかなかった際に、マカを与えて繁殖に成功したといわれています。
「海精宝」は中国では滋養のある素材として知られている魚鰾(ぎょひょう)をはじめクコ、シャエンシなどに、南米産のマカを加えたものです。
〔健康食品〕
★あなたの体質に合った漢方薬をご提案します★
漢方薬はホルモンの過不足を整えるために直接補ったり排出を促すものだけでなく、本来自然に分泌されるホルモンをキチンと自分で分泌できるように体質改善を目的としたものもあります。また、漢方薬と同じように大切に考えている食事のアドバイスや、ストレスに対応する方法(ストレス解消漢方薬もあります)も同時に行います。
腎精を養い、胃腸(脾胃)を健康にし、十分な休息をとり、身体に老廃物を溜めないことが、男性アンチエイジングの近道です。
元気でかわいい赤ちゃんに巡り会えますよう、わたしたちも精一杯サポートさせて頂ければと思います。
病院のお薬とも併用できます。
中医学の知恵を併用することで、良い改善が期待できます。
きっと私たちが助けになります。
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