肝疾患

肝臓の主な仕事は、代謝(基礎代謝のおよそ25%)、解毒(アルコールなら約90%)、エネルギーの貯蔵、胆汁の生成・分泌です。

肝疾患★漢方薬の厚生堂

 

全体の75%くらいを切り取られても、自己修復しながら働き続けることのできるとても強い臓器です。

もくもくと働き続けるので、機能が低下しても自覚症状が感じられにくく【沈黙の臓器】とも呼ばれています。症状がでた時には状態がかなり進行していると考えられます。

肝臓病、肝疾患には以下のようなものがあります。

  アルコール性肝疾患
(アルコール性脂肪肝 → アルコール性肝線維症 → アルコール性肝硬変 と進行する)

  ウイルス性肝炎
(A型、B型、C型、D型、E型が確認されている。40~50人に1人はかかっているといわれている)

  慢性肝炎

  肝硬変
(肝硬変の6割方がC型肝炎、1.5割がB型肝炎、1割くらいがアルコールによるものといわれている)

  肝がん(肝細胞がん)
(肝がんの9割方が、B型肝炎とC型肝炎)

 

漢方薬の厚生堂  どうして肝疾患になるの?

肝疾患の主な原因として、アルコールの飲み過ぎやウイルス感染が挙げられますが、寝不足・過労・ストレス・食生活の不摂生といった日常生活の乱れによる免疫機能の低下、代謝異常などもあります。

ウイルス感染が疑われる方は、早めに検査で明らかにし、それ以外の要因は自ら作らないように心がけると良いでしょう。

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漢方薬の厚生堂  糖尿病と肝疾患の関係

肝臓の主な仕事のうち、代謝には、糖代謝や脂肪代謝などがあります。

糖や脂肪の代謝がうまくできなくなると、高血糖や脂質異常を招きます。高血糖や脂質異常は脂肪肝を招きます。

つまり、糖尿病の方は肝臓へ負担をかけるため、肝機能の低下を招きますし、肝機能が低下すると糖尿病も悪化する、というお互いに悪い状況を作り出します。

『日本の糖尿病患者のうち12.2%が肝癌で、5.3%が肝硬変で死亡している』という日本糖尿病学会の報告もあります。

糖尿病をおもちの方、メタボリックシンドロームの方は、肝臓に余計に負担をかけていることを忘れてはいけません。

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漢方薬の厚生堂  肝臓を守ろう!

  食べ過ぎない、飲み過ぎない
食品添加物や化学調味料、アルコールは毒性の高いものと理解しましょう。また、タンパク質を分解する時にも毒性物質が発生します。なるべく自然のものを加熱調理して、美味しくいただきましょう。

  意識して運動しましょう
車通勤や移動の少ない毎日、体をあまり動かさない仕事など。動かずにいると気血の流れが滞り、疏泄をつかさどる肝臓がそちらの処理に余計に働かなくてはいけなくなります。肝臓の負担を軽減するには、適度に運動して気血のめぐりを良くすることも大切です。

  過剰な運動は控えましょう
実は過剰な筋肉運動はアンモニアが増加するため、肝臓はその処理に追われることになります。ウォーキングやヨガ、太極拳など、あくまで適度な運動がポイントです。

  睡眠不足、過労を避ける
睡眠は休息の時間でもありますが、体中の細胞や臓器の修復時間でもあります。一日6時間~8時間はしっかりと質の良い睡眠をとれるよう工夫しましょう。働き過ぎも体と心にとって良くありません。体が動かなくなったら仕事もできなくなります。しっかり休息をとりましょう。

  ストレスはその日のうちに解消!を目標!
ストレスは万病のもととなります。
ストレスは毎日、その都度、解消するのが一番です。呼吸法で気持ちを落ち着かせたり、友達と出かけたり、映画や演劇や寄席などで思い切り笑ったり、泣いたりして、色々試して自分がスッキリする方法を探しましょう。

とはいえ、なかなか難しい・・・という方は漢方の厚生堂にご相談にいらしてくださいね。ストレス解消のための漢方薬もあります。何でもお気軽にご相談ください。

 

 

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